日本で見つけた GIRO’s イタリアーノ 素材で愉しむ我が家のレシピ51
パンツェッタ・ジローラモさんと奥様の貴久子さんの共著。お料理のレシピだけでなく、料理の素材や生産者のお話、ジローさんのエッセイ、ご夫婦の写真が楽しめる一冊です。自然体で写っているお二人はとても仲良く楽しそう。レシピをたくさん、という方には物足りないかもしれませんが、読みごたえ、見ごたえのある料理本です。なお、レシピの中には、貴久子さんの他の料理本に載っているものや料理教室で紹介されたものがありますので、レシピが気になる方は、目次で確認してから購入する方がベターです。
フォーク・クルセダーズ・アンド・ゼン
「帰ってきたヨッパライ」や「イムジン河」の話は充分に語られているのでフォークルの話はもういいのでしょうが、とにかくフォークルに始まる一つの流れが2枚のアルバムにコンパクトに収められている好盤です。全30曲の選曲はなかなかのものです。「悲しくてやりきれない」や「青年は荒野をめざす」に代表されるフォークルについては、それぞれのアルバムで楽しんでいただきたいのですが、ここではそれ以降の3人の活動がカタログ的に紹介されていて、3人につながる活動を聴くことができます。気に入ったらそれぞれのアルバムをどうぞ。
いずれもすばらしい曲ですが、個人的には「嫁ぐ日」(はしだのりひことエンドレス)と「初恋の人に似ている」(北山修)が気に入っています。