日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)
1ページ、1ページ開くたびに知らない事実、ロジックがあった。本書はまさに、日本の農政はすべて農水省と「疑似農家」のために存在し、本来の農政の主役たるべき生産額の6割を占める優良農家と消費者を全く置き去りにしていることを明瞭に示している。
まずは、自給率。算出方法について、「半分近い廃棄分が含まれる反面、流通に乗らない自家消費、外国産飼料の家畜は国産にならない」「日本だけカロリーベース、外国はどこも生産額、生産額ベースなら自給率は66%」という指摘から始まる。そこからこれでもかと農政の虚妄を暴きまくる。「食料安全保障」を錦の御旗に、農水省は自給率5%増を政策目標に掲げるが、国民にもたらされる効果は何もない。自給率向上のために、飼料米への補助金1500億円が計上されたが、飢餓に苦しむバングラディシュ人が「家畜の餌に巨万の富を使うのは罰当たり」。かくしていつまでたっても、経営努力をしないゾンビ農家が生き残り、無駄な作物は積み上がり、国民は重税に加え、高額な食物を頂く。自給率名目の補助金、高関税をやめ、市場原理に任せれば全てが良い方に逆回転する。
農水省自体もひどい。輸入を独占している天下り法人(書類を右から左に流すだけで、理事長の年収2000万)がいるせいで、需給がかみ合わずバター不足が起こる。
各項とも、メディアで特集して、検証する価値がある。昨年、著者はサンプロの特集で本書のアウトラインを述べていたが、20年来正しいものとされてきた食料自給率の嘘を突き崩す決定的な一打になる重要な一冊に、本書はなるのではないか。本書の内容が流布すれば農水省や農協は、もはや有効な反論抜きに農業政策を維持することは難しいと考える。注目の書籍であり、内容は知って欲しいことだらけだ。「農水省がなければ日本農業は成長する」と本書を読んで確信した。
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