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マイラバはEVERGREEN以降は全く知らなかったのですが、
先日図書館でなんとなくこのアルバムを借りたら最高でした。
いろいろなテーマを音として奏でています。
僕は、いきなり1,2曲目で、今の時代に誰もが感じる「繋がりへの虚無感」を歌われるとき、何故かどうしようもなく切ない思いがします。
「日傘」や「赤いグライダー」などのいわゆる定番の曲もいいです。
また、日常的な感じの「Like an Onion」や、
あまりに繊細な「午後の曳航」も大好きです。
というより、全部好きです。
ぜひぜひ聴いてみてください。
奇界遺産
どの遺産もわりと有名でネットで見れそうな画像も多いのだけど、それを1冊の本にまとめてあるならばなぜか欲しくなるというもの。
ちょっと不思議で怪しく神秘的、それでいて自己主張の激しい独特な世界観が好きなら買って損はしないでしょう。
ただ1つ漫☆画太郎は嫌いじゃ無いけど、この本に漫☆画太郎の絵はむしろ合わないなぁと思いました。
ネイチャーバスソルト ブラジル&ボリビア・ローズソルト 25g
粉末より岩塩ぽいバスソルトが好きです。この商品はローズソルトという
ほんのりピンクで見た目も可愛く、ローズウッドという森林にいるような
さわやかな香りで癒されます。浴槽に入れてもお湯の色が変わらないのも◎。
数分も使ってると汗がだらだら出てくるし、敏感肌の私でも湯上り特にカサつきは
感じませんでした。
ボトルでの販売がないのが残念。。。
貧困の終焉―2025年までに世界を変える
帯に書かれた賛辞「おそらく世界で最も重要なエコノミスト」「世界で最も重要な100人の指導者の一人」という言葉は嘘ではない。
この本は、客観的なデータに基づいて冷静に導き出された、世界中の貧困をなくすための処方箋が書かれた、非常に内容の濃いすばらしい本である。
本の前半では、貧困に関するあらゆるデータが提示されている。データからいろいろなことが見えてくる。
「経済開発の梯子の一番下の段にさえ足を掛けることができれば、少しずつではあっても開発の梯子を上ることができる。しかし、最貧国ではそれさえする余裕がないため、いつまで経っても開発の梯子を上ることができない」ということ。
「ここ200年における世界の経済発展を見てみると、富裕国と最貧国ともに経済成長を遂げている。程度の差こそあれ。富裕国が富んだ分だけ最貧国が貧しくなった訳ではない。つまり、富裕国は搾取をやめても充分に豊かであり続けることが可能だ。」ということなどである。
さらに著者は、最貧国を貧困から抜け出させるために、臨床医学ならぬ「臨床経済学」というものを提唱している。医者が患者をみるときのように、患者に関する出来る限りのデータを集め、最適な処方を行なうための学問である。
その後は、実際に著者が経済顧問として関わって来たボリビアやポーランドなどの国々での経験が語られるが、これらの実体験から前述の処方箋を導き出しているのである。
この本に書かれていることは単なる理論ではなく、現実のあらゆる条件を考慮した上で対策は講じられるべき、という考え方からも分かるように非常に現実的で効果のあるものである。
2000年に行なわれたミレニアム会議で、国連の全加盟国の賛成で採択された、2015年までに極度の貧困を半分にするというミレニアム開発目標は決して不可能なものではない、ということを感じさせてくれる、希望に満ちた、我々人類が捜し求めていた本である。