ケンコー・トキナー ケンコー フィルター PRO1D サーキュラーPL スーパースリム 77mm 327712
青空をきれいに撮れてよかったです。ただし雨の日や高い山の中では使えない。細かい水滴がレンズに付着して見えなくなっちゃう。まぁ、それは商品のプロパティ、しようがないです。
1980 [DVD]
1980年、そのときをたとえ少しでも生きた人ならこの映画を観て思い出すかもしれない、かつてこういう時代が確かにあったのだと。
こういう雰囲気、こういう色、こういう会話、こういう期待。
この映画はそうしたすべての1980年的な物や事をあくまで意識的に切り取ろうとしている。
そう、あのとき空は確かにああいう色だったような気がする。
そして映画のパンフレットは一部300円だった。
ストーカー、セクハラ、援交、男女平等、できちゃった婚、消費税、ひきこもり、仮面夫婦、偏差値、勝ち組・組負け組。
そういうあくまで現代的な言葉はあの頃はなかったのだと劇中の会話から当たり前のように知る。
イヤ、思い出す。
あの頃は必要最小限の言葉で語ったがそれが当たり前だった。
そして会話を彩るために必要な異常性は両親を撲殺した少年の金属バットの一振りやジョンを銃殺した一発の銃弾で十分だったのだ。
そこにはモラルというものがあったのだと思う。
そして人間関係というものがきっちりとごく自然体で存在していた。
家父長制が存在した。
中学生は殺人者になりえなかった。
高校生は性の対象にはなりえなかった
嘘は人を愛するためだけに語られた。
離婚は大問題だった。
結婚と妊娠の順序は規則だっていた。
そして彼らは21世紀というすばらしき時代の到来を予感し期待し笑った。
この映画は1980年という時代を切り取る試みにかなり成功していると言える。
実際に僕はこの映画を通して多くの記憶をよみがえらせたからだ。
しかし当然の事ながらこの映画自体は決してリアルではない。
うまい具合にピントのずれた「1980年」でしかない。
ぼんやりとしているその映像は僕らを誰一人として物理的にあの時代に押し戻すことはできないのだ。
それは撮り直すことのできない自主製作映画のように。
ずっとピントはずれたままだ。
そしてずれ続ける。
あのとき僕らの目の前にあった現実は、あの子のあの肌の感触や輝きはピントがずれた映像と供にそこにある。
リアルはあのときの僕らの目の前にしかなかった。
だけどケラはあの時をクールに切り取ろうとした。
その試みに敬意を表する。
この映画を観て現代を傍観する。
悲しいかな、僕は今から25年後の時代を期待し笑うことはできなかった。
でもこう思う。
これがリアルだ。
だから僕はきっちりとこの風景をこの笑顔を苦しみをこの空の色を心に刻み込もう。
そして僕がかつて生きた時代がどういう時代だったのか見つめよう。
コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 基本編 第3版
今年からマーケティングに配属になり、何から手をつけてよいか分からないときに薦められました。内容は、マーケティングの役割から個別の手法まで、広く浅くカバーされています。
この本は仕事場のデスクに置いてあり、何かアクションを起こそうと思ったときにどこをポイントに考えなければいけないのか確認するために使ったり、何か計画を実行するにあたり大事なエッセンスが抜けていないか確認するために使ったりしております。
内容としてはもっともっと掘り下げる事もできるのだと思いますが、マーケティング初心者には丁度よい内容でした。また、実際に知っている会社のマーケティング事例なども多く掲載されているので、実際の生活の中でマーケティングを意識するようになりました。
マーケティングの入門書としてお薦めします。