ジャジャ 14 (サンデーGXコミックス)
アプリリアSVX550の描写は大げさではないです(笑)
漫画を読んで「2st250モトクロッサー位だろ」と思われる方も居るでしょうが、
フルパワー仕様のアレな感じはまさに劇中同様。
発進時は550でも回さないとエンスト、回しすぎてうっかり後ろに荷重掛けておくと
70kgの男でも棹立ち!メンテサイクルも超短い、正にモタードレーサー。
(フルパワー仕様のエンジンメンテ目安は10数時間、オイル交換は500km毎)
サンエイモータース編はちょっと台詞が多くて冗長になってましたが、
SVX550が出るジムカーナ編、レナやイタ車好きを虜にする
ルーミのアリンコ(フォルミキーノ)編等、
バイク好きには楽しめる巻になっていると思います。
ジャジャ 12 (サンデーGXコミックス)
ミヤギが実家に帰省してレナカナ+ヒロコを交えて親父さんと会うのが
前巻までの筋立てですが、この巻では親父さんとの仲直りもウヤムヤのうちに叶い
そのまま地元バイク店主催のミニモト(85ccのレーサー)のエンデューロレースに
参加することになります。
いや、読んでて楽しかった♪自分もオフレースやってて、ここまで現場の空気を感じさせる
レース漫画は今まで無かったので良い追体験をさせてもらいましたw
ヒロコが他の選手からラインをふさがれてコースから飛び出して池に飛び込み、
中から悪鬼のような顔で出てくる辺りは大笑いしました。
自分も、昔レース中にハンドル蹴られて大転倒したことがあるので、この様子を見てて
『有る有る♪』と読みながら膝を叩いてしまいましたね。
自分もヒロコと同じように追い掛け回しましたっけ。
その後ミヤギが走行中同じ時間に走ってた青田社長がコースオフして病院に行ってしまい
宮城達は揃ってリタイアし、MX編は終了です。この辺りも経験者でなきゃ掛けませんね。
次の日、お父さん所有のカタナを挟んで改めて親子の会話をして仲直りしミヤギ帰省編は終了。
この仲直りのくだりは非常に気分の良い終わり方をしてて
親子共通の趣味をもてるのは良いなぁ、としみじみ思わされました。
最後のページでレナに「実家帰ってみてよかったでしょ?」の問いに満面の笑顔で
「うん、よかったッス」と返すミヤギの表情はホント良いですよ。
ジャジャ 13 (サンデーGXコミックス)
カナコさんのファンです!ミヤギやレナさんのみならず、主な登場人物全体のアネさんといった感じ、13巻でもイきてますね〜!壊れるとこは壊れててただの常識人でないとこがまたよいです。「ま、いつものこった、気をつけて行ってこい」「うっス。」の短い会話にすごく打たれたのは私だけ?。過去の逸話は色々語られてますが、それから〜現在の私生活が語られていないところは今後の期待?個人的にはレナ・ミヤギよりそっちに興味があったりして〜?!