うしろゆびさされ組 うたの大百科 その3 ゆうゆ
うしろゆびに続きゆうゆも購入。まさにゆうゆの魅力が余す事無く詰まったオモチャ箱みたいなカンジです。軽快ポップチューン「ハートブレイクはお早めに」「ドラマティックにいちぬけた」ゆうゆのファルセットが心地良い「時計じかけの片思い」「メトロポリスハネムーン」等アルバム曲の方に名曲が多いのも特徴ですかね。そしてゆうゆの魅力の一つに低音ボイスにハスキーさがブレンドされた独特の声質があります。それこそ現在の音楽シーンにも類を見ない貴重かつオンリー1な存在です。ただソロとして彼女が成功したかと言えば・・・。これはおニャン子=ゆうゆの構図が出来上がってしまっていたが故の悲劇なのでしょうね。しかも時はアイドル衰退期へと移行する80年代末期。色んな要素が絡まって歌姫ゆうゆは輝きを失ってしまった。でも悲観はしてません。何故なら今こうして全曲集が発売され時代が移り行き取り巻く環境が変わろうとも『ゆうゆ大好き!』の想いと共に素晴らしき楽曲たちは永遠に色褪せるコトはないのですから。
ULTRA NYANKO~URA SPECIAL
シングル曲だけがおニャン子クラブではありません。
このアルバムに収録された曲目を見てみると非常に通好みの選曲がされています。
仮におニャン子クラブのベスト盤を創るとするならば、曲数の制限からその選曲からは外れてしまうであろうものの、
「この曲を入れられないのはすごく心残り・・・」と、思ってしまうような曲ばかりを集めた一枚です。
まさしく「裏スペシャル」の題名そのものです。