サイボーグ009 1979 DVD-COLLECTION Vol.1
ストーリーの展開が最高、後の009は変なSF趣味、文学趣味に走りすぎ。やはりアニメを見る層が子供でなくなったからでしょうか。とくにサイボーグXの挑戦は大きなどんでん返しがありこれこそアニメの楽しみといえましょう。いつまでも自分の手元に残しておきたいDVDです。小学生のころ夏休みの宿題をやらずに母親に怒られながらテレビにかじりつきサイボーグ戦士の活躍を見た思い出があります。蝉の声、カルピスの甘さ、009の活躍昭和36年生まれの私はおそらく再放送を見たのでしょうか少年時代の甘美な思いでの一つです。
働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。
私は海外で起業している。日本出張の帰途の飛行機の中で一気に読了した。
読後感その1:もっと若い頃に読みたかった。
筆者も「はじめに」の中で「『天職を見つけるにはどうしたらよいか』『幸福な人生ってなんだろうか』というようなことを、ひとりで考えていてもうまくいかない。ひとりで考えるのではなく、“人生の先輩たち”と心の中で対話しながら考えてみるといい。」と書いている。
その通りだ。今、私は天職を得て、幸福な人生を送りつつあるが、そう実感できるまでには時間がかかった。外地では有為な助言を与えてくれる方との出会いは物理的に少ない。よって知識、知恵は本から得ることが多かった。学生時代、あるいは海外に出たばかりの頃にこの本に出会っていれば、“人生の先輩たち”たちから貴重な知恵を授かり、もっと早くに天職に出会ったのではないかと夢想する。
読後感その2:この本は、実用的な仕事論ではあるけれども、筆者による良質な幸福論でもある。
筆者は「働くことは、人間が人間であるために、欠くべからざるものであるような気がする。」(P.189)という。もし、働くことの意味が「生活の糧を得るため」だけだったら「ビル・ゲイツやタイガー・ウッズはもう仕事をしないだろう」と。(P.189)
では、「生活の糧を得るため」以外の働く理由とは何だろう?
それを筆者は、関係性の豊かさを築くことであり、それ自体が人間の幸福ではないかと主張する。「つまりそれは、他者との関係そのものを味わうことが、ある種の豊かさの享受を意味するといった価値観だ。これを《関係性の豊かさ》と表現してもいいだろう。」(P.206)仕事を面白く思えていない人、そしてこれから仕事を選択する若い人に読んでもらいたい。この本には天職、そして人生の豊かさ=幸福を得るヒントがたくさんつまっている。
風の盆恋歌 (新潮文庫)
『年に三日だけの忍び逢い。20年ぶりに再会した男女の運命的な恋を、「おわら 風の盆」の祭を舞台に鮮烈に描く!! 高橋治の同名小説のコミック化』。原作も凄く良く、大人の恋を静かにけれど激しく描ききっているその叙情的世界は圧巻である。
『大人の恋』。ひたむきで優しく激しいこころの高ぶりをここまで叙情的に描いた作品を他に知らない。
石塚さんの作品はどれもこころに染み入るものばかりであるが、本作品の凄さはその叙情的世界にあると思う。小説を映画や漫画化すると、文章のもつ世界が損なわれることが少なくないなかで、この作品は実に無理なくその『叙情的世界』を表現し尽くしていると思う。
100点満点の250点をつけたいような作品!凡人にはことばで表せないすばらしい男女の『想い』の世界が存在します。これを不倫だなんて言わせない!
是非是非手にとって欲しい!
虫プロ・アニメラマDVD 千夜一夜物語/クレオパトラ/哀しみのベラドンナ
その昔、映画館のオールナイト興行でこの三本立てを見て以来の懐かしさ、たまたまAmazonでこの組み合わせを目にして即予約をしてしまった。アダルトアニメとして位置づけられる貴重な作品である。特に千夜一夜物語/アラビアンナイトは現在でも十分鑑賞に堪える。是非、ブルーレイでも発売してほしい。
薬も手術もいらない めまい・メニエール病治療 角川SSC新書 (角川SSC新書)
私はメニエール患者です。まさにこの本にでてくる典型的な形で、数年前から町医者に診てもらい、繰り返し薬付けになってきました。 町医者は私の症状が良くなろうが悪くなろうが無関心で、症状に合わせて薬を処方するだけ。これじゃ根本的な解決ではないと誰しも思うでしょう。 世の中ヤブや誤診もほんと多く、自己責任の時代です。だから、自分でメニエールについての本を読み勉強もしました。すると、難病で、まだまだ解決されてない、一生付き合っていく病気だと、知りました。身が引き締まったことを思い出します。 その常識をくつがえすのが、この本です。性格や仕事に対する姿勢など、まさに私のそれそのものが、典型的なメニエール患者の生活態度でした。ついに私は知りたかったことをしりました。それは、根本的なメニエールの解決です。 明快に改善方法がかかれてます。そしてさらに、最後の方のシェークスピアの引用。深い。曇っていた目が晴れました。個性と思っていた生き方も、体が悲鳴をあげていたんだなと思います。人間味あふれ、素晴らしい一冊です。お医者様は処方箋マシーンではなく、人間だということを思い出しました。 HPを見て、こちらのクリニックで診ていただこうかと考えてましたが、まずは本を頼りに取り組むつもりになりました。 ありがとうございました。