ティアーズ・オブ・ザ・サン コレクターズ・エディション [DVD]
私はこの映画を見て、もし、ウォーターズがあそこで命令違反をしなかったら、人間の情もないただの軍の駒にすぎなかったんじゃないのかと思いました。
私はウォータズは人間として自分の良心に従ったまでだと思います。
善良な人間として弱い人を守り、悪には腰を引かず正面から立ち向かっていく強く正義感にあふれた人間を感じました。
これは、「ただの戦争映画」だと一言で終わらせないでほしい。
この「ティアーズオブザサン」には、とても強いメッセージ性があり、悪に立ち向かう人間にスポットをあてた映画だと思います。
音楽も素晴らしく、すごく感動しました。
/04
歳を重ねるにつれ音が豊かになる。
そんな永遠の探求者・坂本教授のアルバム。
僕は好きです。
全体的に柔らかい感じ。
定番の「Merry Christmas Mr.Lawrence」から
CMで使用された「Asience」まで。
僕が好きだったのは「Perspective」。
淡々と物語る日常の一欠片。
出勤中に聞きたくなる曲です。
買っても損はない。
とりあえず聞いてみたら良いと思う。
サッカーワールドカップ フランス大会 ベストマッチ スペインvsナイジェリア ノ-カット完全収録版 [VHS]
この試合は98年フランス大会のベストゲームの一つと数えられているが、ゲーム内容自体はそうでもない気がする。序盤から終盤にかけてそれなりの見せ場はまあまあ続くが、オランダサッカーのようなダイナミックさや、ブラジルやアルゼンチン等のスター性は薄く、退屈な試合であると言える。
ただ、その中の一瞬の輝きがこのゲームをベストマッチと呼ぶ価値があると思う。
スペインの方はグアルディオラが負傷、デ・ラ・ペーニャは召集せず、メンディエタもいない。この試合までは無敵艦隊と呼ばれ長い時間負けなしできたみたいだが、「格下への取りこぼしはないが、同格には勝てない」スペインの象徴のような試合だ。 イエロのボランチでのゲームメイクとルイスエンリケの動き出しは見る価値がある、ラウールも瞬間的に才能を魅せ付けるが全体的に良くない。
ナイジェリアは残念なことに怪我でカヌが出ていない、が、オコチャをはじめラワル、イクペパ、オリセー、ウェスト、ババヤロと各ポジションの個性が良く調和して魅力的なサッカーをしていると思う。特にオコチャのドリブルとパス、イクペパの飛び出し、大会ベストゴールと呼び声高いオリセーのミドルシュートは必見。メンバーはナイジェリア代表の黄金時代であるアトランタ96金メダル世代が中心、だが、やはりカヌが出ていて欲しかった。
ラウールのボレーとオリセーのミドルは最高なシーンだ、これだけでも見る価値はあると思うが、個人的にはブラジルVSオランダの方がよっぽど面白かった。
/04 (初回盤)
どの曲も教授らしいメロディーにあふれた楽曲集みたいです。童謡とノイズ(なんという座標軸だろう!?)の、やや童謡寄りなサカモトが聴けて、YMO末期から音楽図鑑、未来派野郎のA面までのファンは、期待してもよいのではないのでしょうか。
しかし、教授も「揺れ」をコントロールしちゃってるあたりがピアノにこなれちゃったかなぁ‥‥。僕は、個人的には、AVEC PIANO(Coda)あたりの、怖々ピアノに対している感じの繊細さが好きなんです。もう二度と、あのような教授のビミョーなピアノは聴けないのかなあ‥‥って、ちょっとおセンチなります。教授も、テクノロジーも進化してるのね。
アフリカ 動きだす9億人市場
自分のアフリかに対するイメージは、南アフリカを除いて貧困と内戦ばかりで、投資市場と呼べるようなものはろくに存在せず、せいぜいが個人の小売商店があるという程度のボンヤリしたイメージだった。 とくに気にかけるほどのものは何もない、人類最後の未開拓地、それが自分のアフリカに対する印象だった。
当然のことながらろくにアフリカに対する知識のない自分の持っていたイメージは、現実と掛け離れていて、そこに人が住んでいて、生活していれば様々な日用品、食料品が必要になり、需要があれば供給があるわけで、さまざまな企業が現地に根差したマーケティングを行い、市場を開拓して活発なビジネスを展開している。
この本はそういう自分の予想しなかった、全く知らないアフリカの現状を詳細に伝えてくれた。
「第一部 アフリかとはどんな大陸なのか」ではアフリカの現状と、その規模や金融、地下経済などのポイント、そしてアフリカを構成する人々と、市場のターゲットとなる人々の特徴など、アフリカの今を様々な観点から紹介し、「第二部 新たな市場をどう開拓するか」で、アフリカで商売をしている人たちが直面した問題とその解決方法など、さまざまな商売を行う上でのエピソードから、どのようにして未開拓な市場を開拓していったのか、またそれらの市場にはどのような伸びしろがあるのかなどが述べられている。
この本からはアフリカに対するかなりの楽観性が感じられる。 これからもアフリカは成長していくだろうが、アフリカは現在1960年代にインドがそうであったような、ほとんど経済的なメリットがない地域として思われている。 アフリカがある程度経済的な力をつけて、世界市場で頭角を表すのにはまだまだ時間がかかるのは間違いないようだ。