Genius Party<ジーニアス・パーティ> [DVD]
グレイト、素晴らしい。
僕はこれを観た後すぐにこれよりも良くなったbeyondも観たが、どちらも★5以上を付けたい素晴らしい作品(集)だと思います。
アート作品としての出来は5番目の『Limit Cycle』と6番目の『夢みる機械』が良い勝負。
前者は他のレビュアーさんからはえらく酷評を喰らってますが、説明がある分だけ後者よりも分かりやすい。
映像美では前者の方が上で、芸術性(曖昧な言葉ですが)としては後者の方が上だと思います。
個人的には赤ちゃんがわーわー喚いてる作品は観てて情けなくなってきます、どうしてだか。
特に気に入った作品は4番目の『ドアチャイム』と7番目の『BABY BLUE』、それと主題歌『genius party』ですね(笑)
ドアチャイムは多分映像的にもストーリー的にも優れたものとは言えないでしょう、ですが今の僕に一番ダイレクトに刺さりました、ナイス。
BABY BLUEは雰囲気と時折挿入されるコミカルさが気に入りました。
その他の作品も、ここでは特筆しませんが、とても高いクオリティに仕上がってるものばかりです。
惜しむらくはこの時代ではもはや低画質だということ・・・、
17じゅうなな (Vol.1) (F×COMICS)
浦沢直樹氏の『20世紀少年』のように、これもオウムと荒れる17歳を下敷きにしたような、かなりサイコなマンガ。
福山さんはユーモア不条理コミックを得意としていたのに、これは真剣に狂気しています。
展開を楽しみにしていたのですが、残念ながら、現在休載中とのこと。エロ雑誌にこの内容ではねぇ...。いっそのこと、『臥夢螺館』のようにネット連載されれば、と思います。