HEROS 筒入積み木(白木) HR-1031
カラーか白木か迷いましたが、シンプルな方が想像力もつき、なんにでも変わる要素もあり、子どもたちも自由に遊べるようで正解でした。ただ、収納されている丸い箱もかわいかったのですが、素材が厚い紙でした(勝手にプラスチック系かとイメージしていた)。フタ部分がすでに紙の折りシワでへこんでいたり、底も同じく紙質で大して厚くないため、永く収納として耐えるのかどうか??が今後心配です。肝心の積み木自体は良いので、総合の☆は、まあまあかな。
The Last Hero
なんとこの本、全頁カラーです。しかも、基本的に見開き<つまり、二頁ごとに>挿絵が載っていて、文字数の多い厚い絵本と言ったところです。
Kidby氏の絵がとにかく素晴らしいです。珍妙にして格好よい、線も色も美しい作風です。絵を見ているだけで楽しめますので英語が出来ない人でも、Kidby氏の絵が好きな人なら、画集として手元にこの大型の本を置かれるのも良いでしょう。
武器としての決断思考 (星海社新書)
決断する上でのプロセス、フレームを習得するための良書ではないだろうか。
授業形式のため読みやすい。またこういった本、スキル本は大抵読んで納得して満足する事が多いが、本書は読者に課題(問題)も用意している。エッセンスを読み拾っていくだけでなく著者と対話(格闘)する事、その知識を実践することを読者に求めている。
自分が先送りにしていた決断を、この本をキッカケに考えてみようと思った。
今年もあと2週間で終わる、という時期に読んだ事もあってか、新しい年を迎えるに当り今年のモヤモヤを解消し、スッキリした気持ちで来年を迎えられる。いい時期に出会った本であった。
いわさきちひろ PREMIUM BOOK (e-MOOK 宝島社ブランドムック)
ブランドムックといえば、付録が主体、本はおまけ、というイメージですが、これは、違います。本も付録も、とても丁寧に作られています。
ちひろの作品の余白の美をきちんと計算して作られた誌面は、画集さながら。ちひろの作品を、ちひろを愛する人たちが作った本だと感じます。
この本に、とてもきれいな、しっかりと作られたバッグがついています。柄はちひろの3つの作品から作り上げられたデザインとのことですが、不自然さは微塵も感じられません。この出来栄えなら、ちひろも喜ぶことと思います。
近いうちにこのバッグを持って、ちひろ美術館に行きたいと思います。
買って良かった、と思う一冊です。
おすすめです。
終わりの惑星のLove Song(期間生産限定盤)(DVD付)
ものの見事にレビューが割れておりますが、私自身、麻枝氏が関わってきた楽曲
(KEY+LIA、旧Love Song、ガルデモetc)は殆どCDを所有し楽曲を聞いてきた中で、
今までとはまたイメージがかなり違った物になっていると感じました。
楽曲のレベル自体は決して低い物では無いと思いますが、正直な所、特に旧作の
ファンの方にはかなり受け入れ難いものがあるんじゃないでしょうか。かくゆう自分も、
AIRの夏影(原曲)、青空、Natukage/Nostalgia(KEY+LIA名義の1st)で心底
氏の音楽性とLiaさんの歌声に惚れ込み、以来ずっとファンをやってきた者ですから、否定
される方の意見も頷けます。(因みにボーカルの方は違いますが、旧Love Songも大好きです)
楽曲の内容のレビューについては他の人にお任せしたいと思いますが、個人的に一番強く
感じたのは、前述の通り、旧来の麻枝氏の楽曲が好きな方には合わないかも知れないという事。
じゃあ逆にどんな層が…と言えば、ガルデモが好きな方(ガルデモから入った人)、
ファンタジー系の音楽(語弊があるかも知れませんが、SonudHorizonや少女病とかが好きな方)は
割と違和感無く聞けるのではないかと思います。
(個人的にはサンホラは同人時代から大好きですが、少女病は全く聞きません)
更に言うなれば、麻枝氏の楽曲に触れた事が無い、やなぎなぎ(nagi/ガゼル)氏の
歌声やこれまでの楽曲(Supercell時代、ソロ楽曲等)の純粋なファンの方であれば、
恐らくは受け入れられるのかなあ…と思います。
誰にでもお勧めできる楽曲では無い事、個人的に嫌いではないですが、それでも
期待した方向性とはちょっと違う、と言う意味でこの評価です。
人によっては★1でも★5にもなる魅力は確かにあると思いますし、
繰り返しますが、決してレベルの低い作品では無いと思っています。
やなぎなぎ氏のこれからの活躍と、麻枝氏の更なる飛躍を心から期待しています。