マヤ、ある犬との別れ
私は愛犬を癌で亡くしましたが、亡くす前にこの本に出会い著者の献身的な看病を自分の子の時はと、いろいろ思いながら読みました。家族の一員である愛犬がなくなる時、本当にこの子にとって何をしてあげられるだろうと、本当にこの子にとって自分のしてあげている事は正しいのだろうかと、誰もが思い悩む決断です。 子供のように、ある時は恋人のように思い接してきた愛犬に、せめて最後は安らかな最後をと祈るような気持ちが切々と綴られた涙無しには読めない章と、幸せ一杯の夢のような時代の章を加え、決して辛いだけで無い愛犬との日々を記した愛犬への別れのラブレタ-とも言える本です。ぜひ手にする時があったらば一度読んでみて下さい。 あなたと愛犬との出会いに幸せを感じられる本です。