エレガント・シック
大御所シックの音は、このアルバム、
そして次作の「リスキー」に集約されるんじゃないですか?
ベースとギターの絡みはもちろん、
ノリのいいドラムが聞かせ所を作ります。
当時大ヒットの「le freak」は
同フレーズの繰り返しがすこし気になるものの、
リズムに合わせて踊ればこれが逆にゴキゲン!
これもヒット要因の要ですからネ。
そして「I Want Your Love」いいですねぇ。
そしてそして、ヒットこそしませんでしたが、
「Sometimes You Win」です。おすすめです。
当時のディスコサウンドは、メロディがホントキレイ。
シックの音は様々なカバーがされているように、
永遠に聞きつがれていくことでしょう。
C'Est Chic
CHICのC'est CHICのレコードを買ったのは20年も前のことかな?C'est CHICとはフランス語で「格好いい!」とか、当時の「決まっているね!」というような意味。友人に薦められて買ったのだったか。
今度、CDになって私の目の前に現れた”C'est CHIC"は、粋なテンポのよいリズムで、相変わらずオシャレな感じ!女性2人、男性3人の黒人ボーカルグループで8曲入っています。グループ名、アルバムタイトルはフランス語ですが、ニューヨークのグループとのこと。1978年リリースのアルバムです。スタイリッシュなソウルの感覚を満喫できます。今聞いてみても懐かしさとともに充分新しいと思えます。鏡の前でスタイルをとって踊ってみたくなるような曲もあり、スローなバラードもあります。1曲目、chic cheer、2曲目le freakはアップテンポなソウル、でカッコイイ!3曲目のsavoir faireはとっても美しいインストゥルメンタル、etc.です。難を言えば、今のソウルに比べて少しメロディが単純かなという感じもしますが、それでもスタイリッシュな魅力は感じられるでしょう。なんとなく、お洒落して外車に乗りたくなってしまいました。