新興宗教団体から不明瞭な寄付金処理をしている副会長から金をネコババしようと持ちかけられた加茂はいかがわしいと思いながらも相手に接触し計画を実行に移す。作品展開は後半まで面白かったが、いざ実行段階の終盤で主人公が全く出てこなくなり話がどうなったかよくわからない。著者の作品は常に宗教がかかわっており一定の作風から抜け出していないため新鮮味がなかった。一般文学通算1118作品目の感想。2015/09/20 17:45 腐肉漁り (徳間文庫) 関連情報
全般に会話文が生き生きしており人物像が手に取るようにわかる。前半の期待感に対し後半は合同銀行の話しが少なく多少がっかりはしたが全体的には面白い作品だ。一般文学通算680作品目の感想。2013/10/05 20:05 迂回融資 関連情報