なにやら胡散臭い本?と思ってしまいましたが、各球場別お奨めメニュー等の軽い話題から、何故、子供向けのプロモーションにあれだけ力を入れるのか(MLBの置かれている状況)と言う裏の話題まで、興味深い話が扱われています。その他MLBを頂点としたピラミッド構造の表等、この手の本で意外と言及されていない部分もカバーされています。 メジャー、俺たちの誇り―選ばれし男の戦場 関連情報
この作品は本当に語りつくされた感があるように思います。ここまで読まれてまだ迷っているあなた、もう決心をつけましょうね。さて、そんな素晴らしい本シリーズですがちょっと変わった視点でレビューしちゃいます。「男たちの旅路」シリーズ、どの作品も見て損のない名作ぞろいですが、吉岡指令補のお小言に疲れた・「廃車置場」や「車輪の一歩」は地味過ぎると贅沢な悩みを持ったあなた、ぜひ本作「スペシャル‾戦場は遥かになりて‾」を鑑賞ください。夜間を救急患者を運ぶ飛行艇を着水させるため活躍する人々のスケールアップした舞台があったりして「おっ、いつもと違う」と軽く清涼剤になるでしょう。あと「釧路まで」ではカー・フェリーでのテロリスト青年との戦いというアクションがあり、こちらも異色作です。 男たちの旅路 スペシャル~戦場は遥かになりて~ [DVD] 関連情報
この映画のクライマックスとなっているのは、1942年8月25日、東部ニューギニア、オーウェンスタンレー山脈を越える「ココダ街道」の途中にある集落において行われた、「イスラバの闘い」である。彼らは、そこで南海支隊の1万人を食い止め、太平洋で最初に日本軍を負かしたのは自分達だと主張する。もちろん、我々はミッドウェーでの敗北も、ガダルカナルでの激戦も、さらに言うなら、日本軍が補給を軽視しており、オーストラリア軍が食い止めさえすれば、日本軍の勢いは自然と減じていると言うことを知っているから、それに素直にうなづく事は出来ない。ただ、重要なのはオーストラリアを舞台とする映画は、オーストラリア人しか作らないと言う現実が存在することなのだ。それが戦争映画なら、なおさらである。植民地であり、独立国家ではなかった彼らが主役となれる舞台は、あまり多くはないのである。ニューギニアでの激戦は、第一次世界大戦のガリポリとならび、オーストラリア軍の大きな見せ場なのである。だからなのか、彼らの作る戦争映画は、総じて愛国的内容が多い。オーストラリア製の反戦映画は、あまり聞いたことがない。もしかするとそれは、イランがイラン・イラク戦争を題材とした戦争映画を作りまくったことと、何か関係があるかもしれない。とはいえ、(だからこそ、と言うべきかもしれない)この映画がいい加減な内容かと言うと、そんなことはなくて、あまり予算もないながらも、ニューギニアにてロケを行い、様々な手法でジャングル戦の恐怖を表現している。特に、雨の後のぬかるんだ地面は、俳優が可哀想になるほどの泥んこである。日本軍の描写は、見えない恐ろしい敵と表現されている(死体であっても顔は映らない)上に銃剣で目を突き刺すと言う、少しファンタジックな表現がある。その点に不満を覚える向きもあるだろうが、銃器にはこだわっているし、あまり映さないことでおかしな部分はそれほど目に付かない。もっとも、よってたかって捕虜を銃剣で突き刺して気合を入れている描写は、ポートモレスビー目指して快進撃を続けているこの時点では、少し不自然と思える。反日的な、と人は言うかもしれないが、自然が最大の敵、と言われたジャングル(しかも高地)での戦いの困難さを低予算ながらよく表現しており、駄作と切り捨てるにはもったいない作品である。感情に訴える戦争映画をつくるには、プロップやロケにこだわった方が、よいものができると言う好例でもある。 男たちの戦場 [DVD] 関連情報
完本・列伝 太平洋戦争―戦場を駆けた男たちのドラマ (PHP文庫)
日本人として知っておかないといけない話しだとおもいます戦争を美化する必要はないと思いますが1人1人が家族を思い国を憂い友の為に立派に戦った事に何一つ文句はないでしょう自分の子供に歴史の話をする時にはこういった話を知っておかないと学校の教壇に立つ左翼的な教師の薄っぺらい単なる戦争反対、人類皆兄弟的な平和論を子供に植え付けられる前に本当の歴史を教えてあげれないと心底思い購入しました役立つと思います 完本・列伝 太平洋戦争―戦場を駆けた男たちのドラマ (PHP文庫) 関連情報