転生學園 月光録
キャラ好きな人は楽しいかもしれません。シナリオ重視、という方には、かなり説明不足な点があるので納得いかないでしょう。また前作にがっかりとしてしまった分、月光録はどうなるかと思いきや。微妙に改善された点と、改悪されてしまった部分があります。
良いところの方が少ないので、簡単に上げます。1.前作に比べるとRESが増えた。また、主人公の存在が出た。2.フルボイスでしゃべる。また、声と合っている。3.シナリオの増加により、よりキャラへの思い入れができた。
悪い点の方が多いです。愛ゆえの指摘、というよりも「改善不足で残念」という感じです。
最も気になったのは戦闘面のストレス。戦闘は少なくないゲームなのだから、その辺を考えて欲しかった。シナリオも倍増!とうたっていたが、根本的な”伝奇ゲームらしさ”はやはり皆無。学園伝奇というからには、トンデモでいいから独自の解釈が欲しかった。
正直、時間がある&前作プレイをした方にだけお勧めです。
キャラは悪くないのに、それを助けるシナリオや説明が圧倒的に足りない。シナリオに幻想水滸伝のシナリオの方と、ありますがあまり関係は無いような気がします。この方の書かれる日常の楽しさ、はすごく良かったのですが、しかし、”学園伝奇”の部分に強く惹かれた人にとっては、物足りないものでしょう。
余談ですが、良く比較対照される魔人シリーズ(というか、今井監督作品)は、トンデモですがきちんとした伝奇が強くあります。設定がしっかりしていないと嫌!というかたには、そちらの方をお勧めいたします。
転生學園月光録 オリジナルサウンドトラック
友人から「今回も桜庭節だよ」と薦められたので、購入しました。
聴いたときの第一印象は「テイルズ…?」という感じでしたが、和の要素も取り入れられていてとても良い感じだったと思います。
全体的に鋭さは無く優しい感じで、転生のイメージを沸かせるという点では凄いです。
ゲーム作中で生かされていない分、楽曲のみで楽しめるので良いとは思います。
ただ、“オープニング”と“最後の戦い”以外に印象に残るメロディーが殆どありません。
“月詠学院内の外”は春夏秋冬のアレンジの違いがあまり明確ではなく、トラックにも並んで収録されているので面白みに欠けます。聞き比べるには物足りないので…
そのような理由で、評価は星3つです。
「転生學園月光録」オリジナルキャラクターズ Vol.3
このゲームは全くやってませんが、他のレビューの方の意見を見たのと、そして保志さんの歌なので購入してみました。 (他ゲームで悪いんですが、敦盛さん、泉水さんのキャラソングが良かったので。癒し系です。)で、この曲についていえばそれほど激しさはないがクールでダークなロック調の仕上がりになっており、満足です。甘い声とクールな曲調というのも意外に合うんだなあと思いました 昴生君もジャケットから察するにかっこよさそうだね。あと保志さん本人のコメントもあるので興味のある方は聴いてみては。ただパソコンが壊れてて残念ながらPVは見れてません。なのでCDのみの感想ということで。
転生學園月光録ザ・コンプリートガイド (電撃プレイステーション)
唯一のコンプリート・ガイドだけあって、
仲間ユニットの能力値に始まり個別EDの詳細条件まで、
これ一冊あれば攻略には困らないと言い切れるだけの完成度です。
個人的に一番嬉しかったのは、
選択肢やRESシステムでの好感度の増減が数値で詳細に書かれている事。
ゲーム中では好感度が増減しても音が鳴らず、
反応も曖昧で相性の良し悪しが判断し辛かったのですが、
これのお陰で正確に調整する事が出来ました。
一見良い反応が返って来ても実際は好感度が上がっていなかった…など、
もどかしかったプレイが一気に快適になりました。
今まで発表された販促用のイラストが章の表紙になっていたり、
ラフ原画集がフルカラーで掲載されていたりと、
岩崎先生のイラストがじっくり拝めるのも個人的には嬉しい限りです。
書き下ろし小説や月光録モードの完全データも載っており、
コンプリートの名に恥じない出来であると感じました。
ただし、EDの物も含めゲーム中の全スチルも掲載されているので、
自分の手でフルコンプを目指す方は頁を間違えずめくって頂きたいです。
アスミック得だねシリーズ 転生學園月光録
キャラデザと声優さんに惹かれて発売日当日に月光録を購入した者です(勿論、値下げされる前のものを原価で)以下、このゲームの良い点と悪い点を書き記しておきます。
【良い点】
・声優陣が豪華(櫻井孝宏・保志総一郎・鈴村健一・鳥海浩輔・植田佳奈・沢城みゆき・中原麻衣・釘宮理恵・うえだゆうじ・川上とも子・斎藤千和・緑川光etc/敬称略)
メインキャラからサブキャラまで多数の演技派声優がいらっしゃるので各キャラの個性はとても引き立っています。声優好きには堪らないと思います。
・ゲーム中で登場したイベントCGが鑑賞出来る
岩崎さんの美麗なイベントCGが何度も見れるのは私的にはとても嬉しかったです。
【悪い点】
・戦闘中のバグ
大切なボス戦などであと少しで倒せる!そう思った時に限ってバグが起きて、画面がフリーズしてしまい悔しい思いを何度となくしました。初期不良などで此方では改善されているやもしれませんが、戦闘前にはマメにセーブをすることをお薦めします。
・二周目の利点が少ない
主人公のレベルや持ち物などが引き継がれるだけで、クリアしたキャラとの相性値は初期に戻ります。せめて二周目からは好きなキャラのルートが自由に選択出来たら良かった(一話目から登場しないキャラをクリアしたい時はそのキャラが出てくる話まで途中スキップ出来るとか)
全体的に悪い点が目立ってしまったので☆3つ。この価格ならばキャラ萌え、もしくは好きな声優さんが数人いれば購入してみてもいいと思います。
豪華声優陣にも関わらずキャラとストーリーを生かしきれなかったのは残念。
前作をプレイしていなくとも凡そのストーリーは理解出来ましたが、前作のセーブデータを持っていると九条さん(CV:檜山修之)のエンディングも見れるようです。
前作からプレイしてる方には優しくない内容かもしれません。