三遊亭歌武蔵"大"落語集 支度部屋外伝/植木屋娘
「支度部屋外伝」は相撲部屋からの転職組らしい噺で、歌武蔵さんの鉄板ネタ。
このCDで初めて聴きましたが面白かったです。語り口が円歌師匠に似ていらっしゃいますね。(声は全然違いますけど)
他の噺も、どんどんCDを出していただきたいなぁと思います。
CDを出されているメーカーさん、価格もう一声なんとかなりませんか?
この価格設定だと、歌武蔵さんを知っている方にしか売れない気がします。
もう一声安くして普及を狙った方がいいような気がするのですが。
せっかく面白いんだし。
「第二の脳」のつくり方
著者のスラムダンク勝利学がとても良かったのでこちらも読んでみました。
フロー状態で生活をしていると全てが好転していくというのは
どうかと思いましたが、皆さん誰でも経験があるようです。
ただ実践はかなり難しく常に意識しておかないと駄目ですね。
自分は最後のチェックリストをコピーしてよく見えるところに貼っています。
これらを日々意識しているだけで少なくとも今よりは充実した生活が送れそうです。
BRAVE FENCER 武蔵伝 解体真書
同時期発売のサガフロンティアの解体真書も記載情報の詳細さが名物でしたが、この武蔵伝の解体真書も負けていません。
アクションRPGであるという前提のもと、「闘の巻」のボスを含めた全ての敵との交戦方法や攻撃パターン、ゲット・インの仕方などが多くは1ページまるまる使って書かれているのが特に便利でした(トポ戦ではちゃんとダンスステップ手順もあります)。
「地の巻」では全マップを画像を主体にミスりやすいポイントやトラップ、足場などのアクション要素面もひとつずつ解説されており、アクション初心者でも見ていればクリアできるようになっています。
スタジオベント著の解体真書などではお馴染みのタイムアタックももちろん記載。「トバシ伝」と題されたこのタイムアタックでは矢印できちんとルート指示がされており、とても分かりやすいです。
後半にはオマケ要素として開発中画像、ボツネタ、サントラリストやスタッフインタビュー。最後のページにはベニー松山によるボルドーやコジローなどのその後が創作小説ながらも掲載されており、ファンにはたまらない仕様です。
五輪書 (原本現代訳 (116))
この五輪書に”付”なっている「兵法家伝書」は、なかなか手に入らないため、非常にありがたかった。五輪書は、別にもっと分かりやすく現代訳・説明されている書があり、そちらの方が参考になるが、兵法家伝書は、上手く現代語訳されており、新影流の真髄に触れられる気がする。「思いありて、思いなし、心をつけて、心をつけず」や、「心こそ心迷わす心なれ。心に心、心ゆるすな。」と、これらの言葉は、武道を修行することが、人生やビジネスにも活きることを示している。私の座右の銘でもある。
さまざまな本に引用され、新影流の達人といわれた柳生宗矩の心にも触れることのできるようなこの書は、現代訳とはいえ、熟読玩味してみるべき古典的名著の一冊である。「武の心」(津本陽著)と合わせて読むと、更に理解が深まるのではないだろうか。