遠い渚/市道真央
「透明感溢れる19歳の“市道真央”の全てを収録!! 」のうたい文句通り、透明感のある写真集でした。
グラビアではなく写真集。男性目線で制作されたものではなく、万人に受け入れられるような作品が多く収録されています。
基本的には、元気で可愛い市道真央!といった感じですが、ところどころ大人っぽい表情の写真もあって成長過程にある「女の子」と「女性」の間といった印象でした。特に最後の白い水着で大人の女性としての色のある写真が出てきたときにはドキっとさせられました。
とにかく爽やかで可愛い市道真央を楽しみたい方は買って損はないと思います。
ただもう少しページ数が多くてもいいかな?というのと、仕方がないのかもしれませんが、大きい見開きの写真では本の真ん中に真央ちゃんの顔が被ってしまったものがわりとあったので☆−1で。
鈴木愛理写真集 『 巡る春 』
前作「登校日」の姉妹作という感じですが、対照的な雰囲気が楽しめます。
制服姿で寒風に吹かれる駅のホームに始まり、暖房の効いた部屋で勉強、ゴム長靴を履いて雪かき、室内プールで水泳、体育館で新体操、商店街を買い物・・などなど北国の日常生活を背景にした愛理ちゃんのいろいろな表情やポーズが見られます。
笑顔が可愛いのはもちろんですが、表紙でも見られる、憂いを含んだのアップのショットがいくつかあって、それがとても良いです。
最後の6ページは春の東京での制服姿で、雪から桜へ、季節の劇的な変化が演出されています。
メイキングは約15分、「ハイテンション・マウス」なるモノまねも見られます。