インフルエンザ・ワクチンは打たないで!
11歳の娘に初めてワクチンを打ちました。過去にインフルエンザ脳症の会で、ワクチンの副作用は学んでいたのですが、今年は家庭の事情もあり受けてみようかと思ったのですが・・・。後悔しています。元気印の娘が、翌日から40℃近い高熱でぐったりし、4日たった今でも熱は上がったり下がったりしています。小児科では副作用ではないの一点張りですが、受けた翌日からこんなにめったにない症状が出るなんて副作用以外の何物でもない。そんなときにこの本に出会いました。受けたことを心から悔やんでいます。お金を出してわが子を病気にしてしまった気分です。これ以上副作用が出ないことを祈ります。
眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎
謎の病原体「プリオン」解明までの推理小説風のドキュメントである。巻末の「訳者あとがき」にはメディカル・ミステリーとあった。
話は、イタリア北部の小さな町にすむ一族を次々と襲う致死性家族性不眠症から始まる。この病気と、イギリスで蔓延したスクレイピー、パプアニューギニアのクールー病の三つの糸が、やがて一つに結びつけられる。病原体として、それまでの医療の常識を越えたタンパク質が疑われ、徐々にその状況証拠が固まっていく。
本書で活躍するガイジュシェックもプルジナーも、この病気の解明に関わったノーベル賞受賞者なのだが、表も裏もきわめて人間くさく描かれており、アメリカ人ジャーナリストらしい人物中心の話の展開である。
全体のスピード感もあり、ドキュメントの佳作といえる。
クジョー [DVD]
原作は読んだことがありませんが、テレビでなにげに放映されているのを観て、おもわず引き込まれました。狂犬病の犬と、一台の車と、その中の母と子だけで1本の映画になってしまうなんて、相当の演出の技量がなければ出来ない事です。子供の泣き叫ぶ声とあの演技がドラマをさらに怖いものにしていた。ナイス・キャスティング。エンディングは原作ではハッピーエンドじゃなかった(?)みたいですけど、あれだけ怖い思いをすれば充分という感じです。 シンプルなストーリーなのにすごく怖かった。
風邪の効用 (ちくま文庫)
人は誰でも風邪を引くのはうっとうしいもので進んで風邪を引きたがる人はいないでしょう。本書はそんな風邪を体質の改善をし、からだを治療してくれるありがたいものと位置付けています。にわかにはなかなか信じられないような気もしますが本書を読み終わる頃には上手に風邪を引いて長生きするぞ!という気分になっていると思います。