ライフ・イズ・ビューティフル (角川文庫)
松本人志が,「シネマ坊主」で10点満点をつけていたので,見ました。前半の掴みの部分はやや長いですが,本当に面白い映画でした。今まで幾つも"強制収容所モノ"の表現を見てきたせいか,僕はシンドラーのリストを見たときのようなぐったり感は無かったです。最後まで続く明るさが,イタリアらしく,大変良かったですね。
LOVE RING CINEMA
最後の‘ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ’の‘デボラのテーマ’が、たまらないですねえ。
当事、ロバート・デ・ニーロの大ファンで、ほとんどの出演映画を観ましたが、
この曲が流れた時のシーンほど、せつないものはないと思えるぐらい、脳裏にやきついています。
新旧、バランス良く構成されていて‘グリーン・デスティニー’の‘THE ETERNAL VOW’のチェン・ミンの二胡の演奏や、
‘タイタニック’の‘イル・ミオ・クオーレ・ヴァ’のサラ・ブライトマンの歌声が美しくおすすめです。
ライフ・イズ・ビューティフル [Blu-ray]
1997年のイタリア映画。ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演作品。
第71回米国アカデミー賞で7部門にノミネートされ、
そのうち、主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞を受賞した。
第二次世界大戦前夜の1939年、ユダヤ系イタリア人のグイドは、叔父を頼りに友人とともに北イタリアの田舎町にやってきた。
陽気な性格の彼は、小学校の教師ドーラと駆落ち同然で結婚して1児をもうける。
しかし戦時色は次第に濃くなり、北イタリアに駐留してきたナチス・ドイツによって、3人は強制収容所に送られてしまう。
母と引き離され不安がる息子に対し、グイドは嘘をつく。
「これはゲームなんだ。泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点。いい子にしていれば点数がもらえて、
1000点たまったら勝ち。勝ったら、本物の戦車に乗っておうちに帰れるんだ」
主演のロベルト・ベニーニ( Roberto Remigio Benigni, 1952年10月27日 - )は、正統なコメディアン。
体技は素晴らしく、キートン、チャップリンの血を引いている。
女優がもっと綺麗だといいのに。
アメリカ軍の描き方はベタ過ぎる。
ライフ・イズ・ビューティフル【日本語吹替版】 [VHS]
幼い息子の魂を守るため、いつ殺されるかわからない収容所生活の
中で嘘をつき演じ続ける父親。
このような作品の前ではどんな言葉も陳腐になってしまいます。
父親でなくても母親でなくても、大切なひとがいてもいなくても、
すべてのひとに。
ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]
色々な愛情表現はあるが、これほどまでに深い愛情は見たことがない!誰でも自分が一番大切だと思うけど、自分の命が危なくても愛する人を守り抜く、そして愛する人が悲しまないように笑顔と夢を送り続ける。私も彼のような人間になりたいと思いました。