KOEI The Best 西遊記
現在のゲームの主流である 高い映像技術や派手な演出はありませんが、大変良いゲームです。キャラクターデザインも秀逸で、音楽も素晴らしく、途中のアニメーションムービーも楽しいです。
何より、主人公 三蔵法師の性別を選べるのも嬉しいですね。
(女性の玄奘は可愛いです!)
ラーゼフォン Blu-ray BOX
1 画質…(4.0/5.0)
どちらかというとソフトな感じです。個人的にはもっとくっきりしていたほうが好みではありますが、2002年の作品ということを考えれば充分なレベルだと思います。
2 特典…(3.0/5.0)
イラスト集が付いてきます。内容は以前のパッケ絵等をまとめたもの。幻想的な画風でキレイダナーと思います。でも、あとこれに設定資料とかが付いてれば難解なところも理解・補完がしやすくなったと思うのでちと残念。
3 作品の評価…(4.5/5.0)
・主題歌が素晴らしい。
・劇場版冒頭の綾人と遙が可愛らしいですね。若いっていいな
・「ブルーフレンド」…最初見たときは呆然となった。あれは悲しすぎる。
いいラブストーリーでした。綾人と遙を見ていると、昔の思い出が掘り起こされてくるのが難点ですが(^_^;)
…何年経っても相手を忘れられないってのは辛いですよね、遙と同じく私もそうだったので。そんな体験がある人には是非お勧めしたい。
Meremanoid art book
プレイステーション用RPG「マーメノイド」の設定資料集&画集。
山田章博氏のキャラクター原画や白黒線画など、美麗なイラストが良いです。
ゲームの設定原案が書かれたモノクロームギャラリーも魅力的です。
ゲストキャラのイラストもあり、寺田憲史氏と山田章博氏のインタビューではゲームの裏話も語られています。
ゲームの人物相関図、ストーリーの前半の紹介がありますが、詳しい内容は載っていないのがやや残念。
「マーメノイド」のファンや山田章博氏のファンなら必携の書です。
MEREMANOID ~マーメノイド~
バトルシステムが個性的です。
ただ、人魚の物語というのもあって移動がちょっとなれないとめんどくさいかも?
ストーリーも不思議な感じのものです。
よく読んでいるはずなのに話がよく分からなかったりもしましたが・・・。
途中までやったのですが、まだ全クリしてません;
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
十二国記シリーズ第一作目。蓬莱にいた景王陽子が慶国に戻るまでの話。
上巻は陽子が異世界に連れてこられるところからはじまる。景麒につれてこられた異世界で一人孤独に異形の魔物と戦う様はなんとも痛ましかった。妖魔に追われ疲労し人に助けを求めても裏切られ、どんどん誰も信じられなくなっていく陽子を見るのはとても辛い。陽子に付きまとい惑わす猿も陽子をどんどんと追い詰めていき上巻は本当に読んでいるのが辛くなる。上巻では陽子は徹底的に打ちのめされている。
変わって下巻では陽子が旅の途中で出会う楽俊が陽子を救う。人を完全に信じることができなくなった陽子は楽俊をはじめは信頼できなかったが、徐々に心を許していく。楽俊の存在が陽子を救っていくのだが、楽俊のものの考え方は読んでいて勉強になった。
「前略・・・だから信じてもらえりゃ嬉しいし、信じてもらえなかったら寂しい。それはおいらの問題。おいらを信じるのも信じないのも陽子の勝手だ。おいらを信じて陽子は得をするかも知れねえし、損をするかもしれねえ、けどそれは陽子の問題だな」
この台詞の前後を読むと、楽俊という人物がとてもすごいと思う。こんな考え方をできる人なんてそういないだろう。
その後陽子たちは雁国に渡り延王に会うそこで陽子は慶国の王になることを考え始める。
下巻では楽俊が非常にためになることをよく言うので、大げさな話だが人生を生きるうえで必ず役に立つと思う。ちなみに楽俊は十二国記を読む上で必須となる知識もよく語るのでよく読んでおくとシリーズを読む上で非常に役に立つ。
十二国記を読むとよく思うのは国とはなんなのかということ。国の代表は国民を大切に守らなければならないのに実際はそうも行かない様子。世の政治家には十二国記を読んで国とはなんなのかをよく考えてもらいたい。