BACHMAN-TURNER OVERDRIVE II
あまり知られていないのか、評価が低いのか、もっともっと
重宝されて良いカナダのヘビーウェイトバンドBTOの名盤は、
発売当時のアメリカ全土を震撼させた!
刻みの良いリズムのBlownから始まり、メロディアスな古典的
名曲LetItRideを経て、最後にTakin'CareOfBusinessがガンガンと
最後に攻めてくるまで、珠玉が堪能できる。
力と技が見事に絡まった、傑作。
Anthology
BTO、懐かしいというか、ストレート一本勝負と言うか…いいんですわ。
「Lookin' Out For #1」は毛色がちょっと違いますが名曲だと思います。
「Down To The Line」はシングルにしか入ってなかったのでこれを買っちゃいました。
Japan Tour
ライブ・アクトの圧倒的評価でのしあがったバックマン・ターナー・オーバードライブ、BTOの絶頂期の来日公演記録盤。「四輪駆動」発表後(76年)に制作されています。「ヘッド・オン」「爆走フリーウェイ」の2作で、豪放キャラクターにかげりが見えた時期に発表(日本とヨーロッパのみ)されたこともあって、彼らのキャリアの中でも影の薄い作品として取り扱われてしまっていました。直後にランディ・バックマンが脱退してしまったことも寂しさに拍車をかけています。今更ながらうれしいCD化です。
収録されているのは武道館公演の模様。聞くところによると5.FourWheelDriveから8.ThankYou-Domoまではアンコールらしいです。…で、当然演奏しているであろう「レット・イット・ライド」や「恋のめまい」がばっさり落とされています。ミックスもあまりよくありません。でもでもでも、ですね。冒頭の「フロム・バンクーヴァーーー!バックマン!ターナー!オバードラーーーイブ!!!」に続く「ハイウェイをぶっ飛ばせ」の重量級リフで、頭ん中が真っ白になってしまいます。曲が進むにつれ、ボリューム・スライダーの最大化を避けることができません。彼らの熱さと真面目さに、思わず目頭を押さえてしまうことでしょう。