レモンガスを作った男の挑戦 夢をかたちに
ガス業界には詳しくありませんでしたが、レモンガスという名前はCMで知っていたので購入してみました。最初はなんとなく読んでいましたが、読み進めるうちに自分のこれからの生き方を考えさせられる部分が多々あり、一気に読み上げておりました。現状を分析し、将来に備えると言うことは簡単なようで、なかなか出来ませんが、いつも心の隅においておきたいと思いました。また、太平洋戦争の記述は、客観的に表現してあり読み手の力量で幅広く受け止められるなど、ともすれば悲惨さが強調される戦争の話ですが、書き手の工夫を感じました。いまの時代の働き手として読書する価値ある本の中の一冊だと思います。