オトナのアイのうた(初回生産限定盤)
オリジナル曲ではなく、カバーヴァージョンが収録されているんですね!
懐かしめののラインナップですがそれを歌いなおしている点で新しさを感じました。
君がいるだけで/Sotte Bosse
M/山崎まさよし
部屋とYシャツと私/mihimaru GT session with 大江千里
未来予想図'U/徳永英明
あなたに会えてよかった/青山テルマ
初恋/佐藤竹善
Yes-No/Chara
世界中の誰よりきっと/織田哲郎
待つわ/茉奈佳奈
SAY YES/布施明
恋の予感/中森明菜
ガラス越しに消えた夏/大澤誉志幸
悲しみがとまらない Duet with 小柳ゆき/稲垣潤一
人生のメリーゴーランド - Piano Solo Ver.-/久石譲
聞いてみていいなー!と思ったのは CharaさんのYes-No でした。
でも通して聞いてるとあれもこれもよくなって… これは買いだと思いました。
君たちはどう生きるか (岩波文庫)
中身をよく見ずに買ってしまった俺は、はじめ内容が中学生向けに書かれたものであったことに失望した。文体もいかにも中学生くらいに向けて書かれたもので、内容も単なる簡単な道徳を説いたものにすぎないのだろうと侮っていた。
すぐ打ちやってしまおうかと思ったが、最後に「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」と題して丸山真男が文章を載せていたから、とりあえずそれくらいは読んでおこうかと思ってページをめくった。
大学生の読むものではないと見くびっていた俺がとうとう読むことを決めたのは、この回想のおかげだ。自分も読もうかとためらっている方は、まずこの回想を読むことを勧める。
決して気取ったような固い漢語を列挙することなく、平易な言葉で、一中学生男子の身近な事件から得た発見、それを通じての彼の精神的また教養的な成長を描いている。それをこうして見届けるだけで、どこかほのぼのとした温かい雰囲気に浸りながらも、大学生である俺も戒めや再発見を促される結果となった。非常に満足している。
これは、中学生はもとより誰にとっても必読の良書だ。そう断言できる、類まれなる不朽の名作である。
君に成功を贈る
大きな文字で大変読みやすい、内容も中村天風先生の講演のそのまんまが
書き写されているので臨場感が心地よく響いてくるという感じ。
20代から30代前半までの若者に言い含めるように語っている。
幸福な人生、強い命、価値高く生きる、思い通りの人生に生きる、敵をも味方に、
笑いの人生、人生極楽の秘訣、最後に天風成功金言付。これがおもな内容。
ポジティブ思考であり、強運人生であり、思いのままの人生、現在感謝でいこう!
人生は修業することが肝心、それも、楽しくでっかく、男らしく!
ま、自分で読んでみたまえ!一言で言うとこんな感じだ。
君が人生の時・・・
浜省の歴史を勝手に前・中・後期に分けると、本作は前期(ポップス時代)の最後の作品と位置付けられる。
1曲目はシングルカットされるとともにTVCMに起用され、確か『○のヒットスタジオ』に本曲で出演し、ちょっとは売れたようである。しかしアルバム自体は余り売れず、本人曰く、「周りの意見を取り入れて作っても売れないんだったら、本当に好きなものを作ろう。」として発表したのが『Home Bound』なのだそうである。それから『愛の世代の前に』などで徐々に評価を高め、『Promised Land』でトップ10入りを果たした。
と、ここまで書くと、本作は駄作か?と思われるかも知れないが、その逆である。デビュー以来、試行錯誤を重ねて得た浜省ポップスのエッセンスが本作に集約されており、上質のポップスアルバムに仕上がっている。気分爽快青空すこーんと抜けた1曲目。恋愛の切なさと苦しさが胸に迫る5曲。7曲目はフジ系TVドラマ『北の国から』にも挿入歌として起用された。発表から10年以上経過していたが、それでも使われるのは良い歌だからに他ならない。10曲目の本アルバムタイトル曲は、浜省全曲の中でも珠玉の作品である。
時に海を見よ-これからの日本を生きる君に贈る
人の文章を読んで、こんなに魂を揺さぶられるような思いをしたのは本当に久々でした。
若い人に向けられた文章ではありますが、30代40代の人が読んでも、はっとされられることでしょう。
高校を卒業し、大学へ進学する若者へ。大学とは何をするところか?
ああそいうことだったのか、と溜飲が下がる思いでした。
自由と、孤独を見つめる時間。
この本で筆者は「海を見よ」とあえてこの惨事の中で伝えたことの意味を深く掘り下げ、その後の時局(原発問題など)も鑑みて書かれています。
難しい言葉で語られがちな問題とそれに対する筆者の考えを、大変に分かりやすく述べられています。
国文学者の方ならではの引用、教育者としての経験談を交え語られる文章そのものも美しく、感動的でした。