ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★ [DVD]
QUEENやDAVID BOWIE、U2のファンの方は彼らの歴史を知る上で通るべきLIVEでしょうし、クラプトンは復帰を確認できた。BAND AIDに参加できなかったBOWIEやPAUL McCARTNEYのDo THEY KNOW ITSも聞ける。STINGとPHILLとMarkの共演も魅力です。コステロやマドンナ、ホール&オーツは当時のヒット曲を遠慮してますが、それでも迫力のLIVEです。ミックやボブディランに関しては言うまでもないでしょう?私もDVDを買って良かったと思っています。1度きりのライブだからミスのところを発見するのも面白いし、舞台がスゴイせいか各アーティストも本当にのっている。
NILE RODGERS PRESENTS THE CHIC ORGANIZATION BOXSET VOL.1 "SAVOIR FAIRE"
Chicはかっこ良かったです。。78年の全米ナンバー・ワン「Le Freak」とか、同じくナンバー・ワンの「グッド・タイムス」など。ナイル・ロジャースの鋭いカッティング・ギターと、相棒の故バーナード・エドワーズの鉄壁グルーヴィン・ベースが絡むと、魔法が生まれました。それまでのソウルR&Bとは一線を画する、「おしゃれ」で「洗練」されたクールなグルーヴ。ほんとに、かっこ良かったです・・・。
でも、なぜかCDのリマスターという点では、Chicはこれまでまともな扱いを受けて来ませんでした。私が許せないのは、1979年の最高傑作「リスク(Risque)」。なぜか、92年にCD化されたっきり、さっぱりリマスターされません。そりゃないだろー。2006年にライノ社監修のベスト盤「The Definitive Groove Collection」が出て、「リスク」の頃を含む全30曲がリマスターされたんですけれど、それでもやっぱりアルバム単位ではリマスターされないんです。
それで今回、なぜか「おフランス」のワーナー・ミュージックが、ダニー・ハサウェイのボックス・セットに続いて、Chicのボックスを出してくれました。正に、ナイル・ロジャースの監修で、Chicのオリジナルにとどまらず、彼らがプロデュースしたアーティストも網羅したところがミソです。例えば、ダイアナ・ロスの「アップサイド・ダウン」、シスター・スレッジの「ウイ・アー・ファミリー」などなど(ただし、ナイル・ロジャースが一人でプロデュースしたデヴィッド・ボウイとかマドンナ、バーナード・エドワーズのパワー・ステーションなどは入っていません。というか、それでもこれだけ豪華!)。
待望のリマスターは、2006年のライノ盤を流用した部分もあって、ちょっとガッカリなのですが、とにかくChicがようやくまともな扱いを受けたことを心から喜びたいと思います。
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2011年 08月号 [雑誌]
この号は、何と言っても、Cornell Dupree追悼特集です。
King Curtis, Aretha Franklin, Donny Hathaway etcのバックを支え、
自身のソロ作で、STUFFのメンバーとして、R&B, Soul, Fusionと幅広いジャンルで活躍されてきたギタリストです。
参加作品は、2,500枚以上!
この追悼特集では。。。
・ Cornell Dupreeのバイオグラフィー
・ 3本のギター (Fender Telecaster, Yamaha Dupree Jam, Yamaha Pacifica)、
・ 技術者の証言 (Yamaha Pacificaシグネイチャーモデル開発者の方)
・ David T. Walker & Chuck Raineyインタビュー (Cornellの印象について、Marlena Shaw来日時のインタビュー)
・ SAMBOMASTER 山口氏インタビュー (Cornellの魅力について & オススメCD・5タイトル)
・ Cornell Dupree語録 (過去インタビューからピックアップ)
・ ディスクガイド (名盤18タイトル・厳選100タイトル)
・ Cornell Dupree奏法分析
。。。と、合計18ページもあります。
プラス、STUFF "How Long Will It Last"のスコアも掲載。
とてもリスペクトが感じられる追悼特集でした。
また、個人的には、Nile Rodgersの来日時インタビューが、面白かったです。
インタビュー自体は、2Pだけですが、
最初にカッティングを見せてくれたのはBernard Edwards(!?)とか、
Eric Clapton, Jeff Beck, Miles Davis etcとの昔話を、語ってくれます。
(日本公演については、ちょっとだけです。)
Cornell Dupreeにスポットを当ててくれた、Guitar magazineに、Thank You!です。
(天国では、やっぱり、Donny Hathawayとやってるんですかねぇ? 絶品Liveを)
レコード・コレクターズ 2011年 08月号 [雑誌]
この雑誌を買い始めて20年近くになりますがレビューを書くのは初めてです。
この度めでたく「マッカートニー」と「マッカートニー2」が再発されポール特集が組まれました。
冒頭の解説の和久井光司氏はポールにはいつも辛口。今回の2作はツッコミどころが多いし・・・ここは我慢我慢(荻原健太さんだったらなあ・・)続く記事で普段スポットが当たらない各曲の解説はうれしい限り。もちろん今回初めて公開される未発表・レアトラックに関してもちゃんとページ割いております。関連記事その1としてポールの日本での大麻事件について・・・ポール自身が公演に乗る気ではなくわざとキャンセルさせる方向に仕向けたとの珍説・新説が。 気になる方は読んでみてください。その2としてカンボジア難民救済コンサートに関する記事もありアナログのアルバムしか出ていないイベントで活字になることが少ないので貴重。これを本格的に取り上げたらトップ記事になりますな。
その他、ジョンやジョージ、ビートルズの話題もあちこちにちりばめられファンは必読の内容です。
もちろんビートルズ以外の記事も豊富なので一度本屋さんで手に取ってみてください。
星が4つなのはポールに関するカラーページが無いこととポール特集でたまにあるポール愛皆無の「レコスケくん」が載ってない??ためです。
(レコスケくんの作者はジョージが好きなんですよ、毎回買ってる人は知ってますよね)