ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ【字幕版】 [VHS]
始めのシーンでベーコン(ジェイソン・ステイサム)が窃盗品の宝石の叩き売りのシーンは絶妙です!なんと、彼は本当にその仕事をやってる中にガイ・リッチーに拾われたそうです。とてもトランスポーターのジェイソンとは思えない必見のシーンです。そして、他の登場人物も、すごいキャラクターで個々の演技が面白いし、毎回見るたびに新しい発見ができて奥が深いですよ~。最初は大好きなジョイソンばかり見てたけど、最近は色々な人を集中して観察してます(笑)間抜けな強盗が、仲間の安否を聞く時のなんとまー優しい、こっけいな発音と台詞なんて、たまりません。エディーのギャンブルに負けた時のショックの表現の映像も、たまらないです。このDVDは私の宝物です
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ [DVD]
主演の4人がカッコイイわりに間抜けなのが肝として
周りを固める奴らがみ〜んな一癖も二癖もある強者揃い。
表情のない蛇のような黒人ボスのあの目。
取立て屋のおどしに少しも屈しないスティング。
息子を現場に連れて回るいかつい取立て屋。等々等々......!
シーンで言えば主人公が賭けに負けてクラクラしてるとこや
ラリッた女がマシンガンをぶっ放すとこなんかが印象的だった。
映像も音楽もセンス良し。クスッと笑えるシーンもあったりして
酒でも呑みながら気楽に観られるテンポのいい素晴らしい映画です。
欲を言えばお馬鹿な2人の雇われ強盗は死なないで欲しかった。
最後は意外や意外、取立て屋が粋な感じで持っていくんですよね。
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ オリジナル・サウンドトラック
私が持っているサントラの中でも特にお気に入りの一枚です。何度聴いても飽きません。最初から最後まで捨て曲なし。特に一曲目のOCSの曲は最高!この映画のために用意されかというくらいシーンにマッチしています。曲の間に映画のセリフが入っているので映画を観てサントラを聴くも良し、サントラ聴きこんで映画を観るも良しです。映画もサントラも最高に格好良いです。お勧めです。
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ [DVD]
監督のガイリッチーは、次作スナッチでブラピを起用して、この映画とほぼ同じ内容同じ手法で、うまく儲けるんだけど、、別な見方をすると、スナッチを撮ることで、ロックストックでやったような偶然と現実、主人公の交差を現実世界で起こしたとも言えるよね、面白いね。
この映画、、今更いうのもなんだけど、、とってもよく出来ていて、、次はどうなる?え!こう繋がるの!?、、あーすげー頭いい!、、こうなるんだー!、、とプロットが素晴らしいのと、全てのキャラ創りが良く、テンポも良く、音楽や美術、衣装センスも良いので、、ホント痺れ唸りながらも、、凄く楽しめます。
考えてみれば、私達が生きている世界って主人公がたくさん居るわけで、その主人公達による複数のストーリーを、うまい具合にひとつの事件をきっかけに、交差させて、その前後のストーリーも細心の注意をもって交差させ、とんでない偶然を創って、ひとつの映画を創るって、、、そんなテーマを、たぶん、ここまで絞ったのは彼が初めてだし、ここまで絞ったうまくやった監督は、前にも後にもいないですね。。
例えば、私のレビューをあなたが読んでくれている、これがひとつの主人公の交差点だとして、、それが何人も居て、そして過去に交差点はなかったのか?未来に交差点はないのか?、もし、あの日電車で隣に座っていた人だったら??え!ひょっとして前に付き合っていたことがあった?などどうなったいたか?どうなるのか?というのは判らないし、もっと密度を濃くして、この映画のように、ある事件が勃発したら、、、。
この映画って、「現実」という多岐にわたる主人公の居る世の中を、最高のプロットとスタッフで実現したものなんだよね、、、って思っちゃう。
何度でも観れる密度の濃い、エンターテイメントですわ!見てない人は是非ごらん遊ばせ! ちなみにスナッチより密度濃い!
ガイ・リッチー・フィルムズ (3枚組DVDボックス)
「スウェプト・アウェイ」以来、ご無沙汰のガイ・リッチーですが、デビュー作「ロック・ストック・・・」の衝撃は忘れられません。
ビデオ・クリップ監督とはまた違った映像感覚と昔のフィルム・ノワールを思わせるストーリーが新鮮でした。特に、たたみかけるような場面転換によって、ストーリーを語って行く語り口は独特のものです。
また、一つのシーンでハイスピードからコマ落としまで撮影スピードを変えることによって独特な時間感覚を生み出していました。スペシャル・エフェクトやヴィジュアル・エフェクトを使わなくても、ここまでできるんだ、と感心させられました。
2作目の「スナッチ」は前作のハリウッド版って感じで、とりあえず面白く見ました。
3作目は「スウェプト・アウェイ」ですが、怖くて見ていません。
PS.ショーン・ペンがマドンナと別れて役者として大成したという例もありますから、長い目で見守って行きたいと思います。