NHK「街道てくてく旅」サウンドトラック
今回のサントラ第2弾は『甲州街道編』と『日光・奥州街道編』のテーマ曲や挿入歌、BGMが多数収録された番組ファンにはたまらない1枚になっています!!
…しかし…
考えが甘かったやのしれませんが
前回のサントラ第1弾『Dear Walker』には未収録だった
『Wisteria』さんが歌う、てくてく旅の挿入歌数曲、今回の第2弾にはボーナストラックか何かで収録されるだろうと思っていたのですが…
またも未収録でした。
『中山道編』のダイジェスト版のEDとして使われていたWisteriaさんバージョンの『Walk in the breeze』とか欲しかったのですけどね…。
版権とかの問題かな?
NHK「街道てくてく旅~四国八十八か所を行く」サウンドトラック
雅月さんのテーマ曲は勿論お気に入りです。そして真形テルコさんの「新しいモチーフ」は感動しました。いままで沢山の歌やアーティストがボクの琴線に触れてきましたが、この歌と出会えて本当に良かったと思える素晴らしい作品でした。
四元奈生美の 四国遍路に行ってきマッシュ!
NHK-BSで放送された『街道てくてく旅 四国八十八ヵ所を行く』で、実際に歩いて四国巡礼を結願した、プロ卓球選手四元奈生美さんによる遍路記。
多くのスタッフを引き連れ、また、スケジュールも比較的ゆったり目であり、たとえば、ガチの修行として行った家田荘子『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』の対極にある本のようにも見える。
しかし、「対機説法」という言葉のある通り、その人それぞれの機根に応じた仏縁があるのだと思えば、この明るく楽しさに満ちた遍路記も、人をお遍路に誘う力があるのは疑いをえない。
NHKの放送をDVD−BOXセットで実際に見た私の個人的な感想ではあるが、四元奈生美さんは、探究心旺盛な方で、アスリートらしい求道精神の持ち主でもあり、10年後には実際に仏門に入っていたとしてもおかしくないと思った。
BOXセットにはなかなか手が出せない人は、まずはこの本を手に取ってみて、「陽」のお遍路について知ってほしい。
街道てくてく旅 四国八十八か所を行く DVD-BOX
プロ卓球選手四元奈生美さんによる歩き遍路記録。テレビの企画であり、スケジュールもゆっくり目の設定ではあるが、実際に全行程を自らの足で踏破しているのは立派。
卓球という地味なスポーツについてもっと注目を集めてもらえるよう、斬新な衣装で試合に臨んできた四元さんを、とかく暗く辛いイメージを持たれがちなお遍路の旅人に選んだのは、結果的に大正解であった。お遍路の明るい、楽しい側面が、画面を通してよく伝わってくる(もちろん、お遍路には、本当に大変な、負の側面もたくさんあるが)。
時折詠む俳句も、決して上手とは言えないが、四元さんの素直な心根がよくあらわれている。
DVD7枚をコンパクトにまとめている所も非常に良い。このDVDをきっかけに、お遍路に興味を持ってくれる方が増えたら、お遍路経験者(車遍路だが)の一人として大変うれしい。
ファイナルウイナー―卓球界の革命児、終わりなき挑戦
08年1月の卓球全日選手権で活躍し、
「卓球界のジャンヌダルク」として一躍有名になった四元選手。
この本では、卓球との出会いから、学生時代の練習風景、そして今後の夢までがつづられている。
いろいろと興味深いところはあるが、とくに「なるほど!」と感じたのが、
”卓球選手である自分が、想いを表現するための場がユニフォームなのだ!”
というところ。
ミュージシャンが歌詞に想いを込めるのと同様に、
小説家が物語に想いを込めるのと同様に、
四元選手はユニフォームにそのときの想いを込めているのだ。
自分のユニフォームに対して賛否両論あるのも承知しているのに、
それでも着続ける理由もユニーク。
”どうせ負けるにしても、自分が気に入らないものを着て負けるより、よほどマシ”
彼女はやっぱり面白いアスリートだ。