ユウト・ディックのイメージに「ぴったり!」の、声に引き込まれ、二枚組みの大変ボリュームあるこの作品を充分堪能致しました。刑務所と言う場所柄、大勢のキャラが登場するが、上手い構成で、大変分りやすく、それでいてスピード感も失われず、全編に渡り大変わくわくと聞かせてもらう事が出来ました。原作小説にも負けない満足させてくれる作品です。おすすめ! DEADLOCK 関連情報
皆さんのレビューを読んで、これは面白いに違いない、と半ば確信を得てシリーズ3作を一括で購入しました。 昔のJUNEが好きだった人向け、内容が濃い、などなど、レビューを拝見して期待はかなり高まっていたのですが、その期待をはるかに超える面白さでした。 内容は、皆さんが書いてくださっているので詳しくは書きませんが、とにかくぐいぐい惹きつけられます。途中で読むのをやめることができなくて、夜になってから読み始めて、翌朝がツライなんて気にする暇もないくらいに、夢中で一気に読みました。 主人公のユウトは上品な美形の日系アメリカ人で、刑務所の中では貞操の危機を感じなければならない存在。ですが、なよなよとした女の子ではなく、しっかりと地に足の着いた、男らしい性格や意志の強さが魅力的です。彼の同室のディックは、きれいなブロンドヘアにブルーアイズという典型的な美男子。心に傷を持つ二人が惹かれあい、お互いを尊重しているのがよく伝わってきます。彼らを含めて、登場人物たちが皆魅力的でした。作り物ではなくって、本当に彼らが存在しているような現実感と、小説ならではの夢的なもの(主人公二人が美しいので、ラブシーンがむさくるしくならない、とか)とが絶妙に配合されています。 そういった登場人物たちの魅力に加え、ストーリーも次から次へと展開し、飽きない・目の離せない面白さです。特に後半は、読みながらなんども「おもしろいよ〜!」「ほんとにおもしろいよ〜!」と、誇張ではなく、何度も一人叫んでしまいました。あまりの面白さ・ドキドキする展開に身もだえしてしながら読み進めました。 私はBLという名がつく前から、こういう系列の小説や漫画を嗜好してきたのですが、時代は変わったよね…とか思ってしばらくBL小説なるものはほとんど読んでなかったのです。でも、この作品は読んでみたい、と思わせるものがあって、そして実際に読んでみたらものすごく惹きつけられました。あまりに良いので、大々的に紹介せずにはいられない気持ちになってしまいました。 今、2作目を読みつつあります。2冊目も本当に面白くて、揃えて良かった!と心の底から思います。それから、昨今のBLと違ってHシーンは少なめだろうとは思うのですが、直接的なシーンはなくても、どことなくセクシーな雰囲気が全編に渡って漂っていて、そういった面も含めて、本当に上手な作家さんだなぁと思いました。 DEADLOCK (キャラ文庫) 関連情報
番外編だけで二冊!どんだけ人気作?!これは、続編書くしかないでしょう!ファンはみんな待ってますよ!だだ、人気有りすぎて駄作?(この作家さんに限っては有り得ない!)になったら…という不安からか、新作に踏み切れないのかしら…安心して下さい、このシリーズのファンは、ユウトとディックが登場するだけで、うれしいのです。表紙もいいね!コミック版の続刊も楽しみに待ってます。 STAY: DEADLOCK番外編1 (キャラ文庫) 関連情報
☆かつての我がご贔屓ウォルター・ヒル監督が刑務所を舞台した男臭い拳闘映画を製作した!と聞いた時には期待よりも不安感が募った。70〜80年代の頃の彼はまさに壊れない頑丈なダイヤモンドのような鉄壁の存在感があったが、その破竹の勢いは急速に失われてしまった。90年代〜今現在にかけては更に休眠状態になっている…(涙)。なお本編は劇場で観賞したが、冒頭のドキュメンタリー・タッチのスタイリッシュなオープニング場面から画面に釘付けになっている自分がいた。観る前から危惧していた余計な心配は本作では無用だったのだ。確かに『デッドロック』の演出にU・ヒル監督本来のダイナミックかつパワフルな手腕は見られず、完全復活には至っていなかったのが、少々悔やまれるところ。しかし、数々の修羅場を潜ってきた大ベテランならではの〈余裕〉と〈貫目〉がソコにあった。ストーリーはいたってシンプル。カリフォルニア州、スウィートウォーター刑務所は、全米で最も厳戒な刑務所の1つであり、殺人、強盗、組織犯罪といった凶悪犯のみが収容されている。唯一の楽しみと言えるのが、刑務所間ボクシング・プログラム。その内容はロープの代わりに鉄格子で仕切れたリング中で、それぞれの刑務所を代表する選手が壮絶な死闘を繰り広げるというモノ。その頂点に君臨するのが、67戦無敗の王者モンロー・ハッチン(ウェズリー・スナイプス)であった。モンローはかつて有望視された正統派のボクサーだったが、妻の不倫で逆上して相手を殺してしまい、終身刑で収容されていた。元プロ・ボクサーという経歴から、特別プログラムのメイン選手として連勝を続けるモンローは、他の囚人たちからも一目置かれる存在だった。ところが、元世界ヘビー級チャンピオンのアイスマン(ウィング・レイムス)がレイプ犯として収監された事で事態は急転する。アイスマンは自分こそ真のチャンピオンだと宣言して、ことある事にモンローを挑発的な態度をとる。看守や囚人たちに傍若無人に振る舞うアイスマンは次第に刑務所中を敵にまわして孤立無援に陥る。さらに、スウィートウォーターが不穏な空気に包まれていく中、特別境遇の大物囚人メンディ・リップスティン(ピーター・フォーク)がモンローとアイスマンの衝突に目をつけ動き始めた。マフィアと繋がりを持つリップスティンは、堀の外から掛け金を集め、一般人の知るよしもない刑務所の中で世紀の対決をプロモートしようとするのだ。男の意地とプライドを賭けた一触即発のゴングがついに鳴らされようとしていた!★。 デッドロック [DVD] 関連情報
いまいちでした!ラストバトル。…きっちりと倒して欲しかったです!…ボイカの脚を折るんじゃなく、きっちり殴り倒して欲しかったです! デッドロックII [DVD] 関連情報