幸せの経済学 ランキング!

幸せの経済学 happy-しあわせを探すあなたへ [DVD]

NHKの幸福学を見た後だったせいか、重なる部分もあり思っていたほど感動や感激はしませんでした。自主的な放映場所まで見に出掛けず、良かったとすら思いました。一緒に見ていた主人も、「たいした内容ではないねぇ」と。 happy-しあわせを探すあなたへ [DVD] 関連情報

幸せの経済学 幸せの経済学 [DVD]

終盤の映像で、ヒマラヤの辺境ラダックからやってきた老婆が、先進国の老人ホームを訪問する場面がある。衛生的なベットや暇を慰めるテレビに囲まれた老人たちの表情はうつろで、それを見つめるラダックの老婆は、その孤独の陰影に息を呑むかのような表情を見せる。先進国ではありふれた老人たちの姿も、人と人が確かにつながりあう社会から来た人間には、何ともおぞましい光景に映ったに違いない。人の孤独を包むのは人と人の絆ではなく、ぽっかりと空いた空間だけというのは何ともむなしい。資本主義で発展した経済学によって、我々が何を失ったのかうっすらと感得することができる。ただ、グローバル社会の課題の提示はやや月並みで、深い啓発は更に他の資料をあたる必要がある。 幸せの経済学 [DVD] 関連情報

幸せの経済学 いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)

グローバル化、規制緩和など、言葉だけ聞くと何となくいいことのように思ってしまうのですが、それらに潜む問題点がわかりやすく説明されています。また、マイクロクレジットなどの融資制度に個人を参加させる試みも、果たして本当にいい事なのだろうか?と考えさせられます。お金は今の我々の暮らしでは大事ですが、お金がない=不幸、といちがいには言えない暮らしのあり方が、理想論ではなく実例で示されており、事あるごとに読み返したい本です。 いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック) 関連情報

幸せの経済学 幸せのための経済学――効率と衡平の考え方 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)

「中学生にも理解できる水準とやさしい表現」をうたった〈知の航海〉シリーズの1冊。副題は『効率と衡平の考え方』。 「経済システムは……ひとの福祉を高めるためにあり」それでは「ひとの福祉とは? 人々の福祉を高めるとは? どういうシステムならうまくいくのか?(p.iii)」といった問題を「効率」と「衡平」の2つをキーワードに考えていく。経済学の中の「規範的問題(p.170)」を扱った書であり、平たく言えば、経済のモノサシについての書である。センに触れることが多く、どちらかというと効率より衡平に多くの説明を割いているのは、著者の専門が厚生経済学ゆえか。 内容自体も、緻密な議論の進め方もたいへん面白いが、後半はかなり難しく、私は2回通読したが、100%理解できたとは自分でも思えない。「さらに学びたい人のために」に紹介されている本のラインナップからみても、中学生はおろか高校生でも難しいんじゃないかな。 幸せのための経済学――効率と衡平の考え方 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ) 関連情報




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