サテリコン ランキング!

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サティアー(vo,g,b) フロスト(dr)ノルウェー出身ブラックメタル・バンドによる、前作から約5年ぶりとなる2013年8作目。この世の総てを憎むかのような情念こもった呪詛ヴォーカル。アルバム全体を覆う、暗く冷たく寒々しい雰囲気。近年のSatyriconらしく、淡々としたミドルテンポの曲が多いが、要所要所でブラストビートに近い密度の濃いドラムが聴けたりもする。このSatyriconのミドルテンポ曲における冷徹な殺気の込め方は、広く深いブラックメタル界でもトップクラスなのでは。#5 "Phoenix" はバンド史上初ではないかと思われるクリーンヴォーカル曲。歌っているのはノルウェーのロックバンド、Madrugadaのシヴェルト・ホイエムという人物。ブラックメタルとはかなり距離を置いた作風の曲ではあるが、「暗く深い冬の森」といったブラックメタル特有の情景はありありと想起される。ノルウェー土着音楽の要素をふんだんに盛り込んだラスト曲の "Natt(夜)" も、彼らにしては新しいタイプの曲。冷徹にして獰猛。世界を呑み込む冬の夜。人の身では到底太刀打ちできない自然の猛威。本作もまた、素晴らしいアルバムです。 サテリコン 関連情報

サテリコン サテリコン [DVD]

みんな、詳しいんだなぁ・・・カオス的な作品が好きで たまーに手に取ってしまうフェデリコ・フェリーニ。(観ながらよく寝てしまう)今回はわりとわかりやすそうだったから観てみたけど・・・やっぱりよくわからず。ただ、よく解らないながらも 引き込まれるように全編観てしまった絵の美しさ、おどろおどろしさたるや 「監督は天才だね!」 と 素人の私でも思いました。パッケージのおっさんと美少年が活躍するわけではないので要注意。 サテリコン [DVD] 関連情報

サテリコン サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫)

著者は「クォ・ヴァディス」に古代の美意識の体現者として登場するペトロニウス。「クォ・ヴァディス」作中では優雅・高貴・洗練・有能といった近代的な貴族意識の権化として描写されていましたが、この本を読むと、本当のペトロニウスはちょっと違うぞ。なんていうか、もっとぶっちゃけた感じで。これがアルカイックな、古代の美意識ってやつ?人と人の殺し合いを娯楽として楽しみ、さらにそこに人間性や美意識を感じていた時代ですから、「高雅」の基準も今とは違う。エロあり、グロあり。諷刺小説だから、当時の風俗が誇張されて書かれているはずで。どこがどこ程度誇張されているのがわからないのが読み手としては辛いところですが。この本のネタになるような事柄は、あったはず。かの「トリマルキオンの饗宴」についても。ほぼ同時代人の小プリニウスの書簡集と合わせて読むと、「トリマルキオンの饗宴」を催した解放奴隷のモデルになったのは誰かを類推する、なんて楽しみ方もできます。 サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫) 関連情報

サテリコン 映画パンフレット F・フェリーニ「サテリコン」

キャプシーヌが好きで、彼女の出演した映画のパンフを集めています。後は「ピンクの豹」と「荒野を歩け」が欲しい・・・。廉価版、どこか出してくれないかな〜?あと「黄色い戦場」とかも・・・☆ 映画パンフレット F・フェリーニ「サテリコン」 関連情報

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130分のこの映画は、途中で筋が分からなくなるくらい複雑な展開を見せますが、とにかくフェリーニのエネルギーと耽美的な美意識を感じます。夫の遺体の傍らで泣きつくす未亡人と絞首刑にされた泥棒を見張る兵士の話はブラックユーモアに満ちていて、秀逸でした。 サテリコン [DVD] 関連情報




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