Soundtrack to Your Escape (CD + Dvd) [Import]
言わずと知れたメロディックデスメタルバンド、In Flamesの7thアルバム。このアルバムでは前作からの延長線的なモダンへヴィーな作風に仕上がっています。それによって前作から引き続き少しメロディーが弱くなってきてメロデスじゃなくなってしまった印象を受けました。しかし、その反面メロディーを抑えたためにブルータル感があがっており、非常にアグレッシブになっています。歌メロなんかも多分今までの作品で一番のできなのではないかと思います。なので聞きやすいけど、昔のIn Flamesが好きな人にとっては物足りない一枚だと思います。 Soundtrack to Your Escape (CD + Dvd) [Import] 関連情報
これまでの作品は楽曲がいいものの、VOCALの弱さで今ひとつ伸び悩んでいました。しかし、今作品からVOCALが強化され、作品の出来栄えも一層よくなりました。筆者はデスがそんなにスキ!っていうわけではありませんが、IN FLAMESだけは大変スキです。それも、この作品からの路線が琴線に響いているからでしょう。次の作品が大ヒットしましたが、この作品がその布石となっています。巷のデス軍団と一線を画す才能が彼らにはあり、とてもカッコイイです。(ヴォーカルラインやキーボードを多用するメロディなどに風格を 感じます)できれば、CLAYMAN、REROUTE TO REMAINと続けて聞いていただきたい作品であります。 コロニー 関連情報
フレイムス A 左右セット 通常色シート グレー (屋外耐候3年)
モンキーのタンクにつけました。黒ベースにこのステッカーを貼ったんでとても目立ちます。いい買い物でした。また、クリアー塗装しても全然剥がれません フレイムス A 左右セット 通常色シート グレー (屋外耐候3年) 関連情報
1990年にスウェーデンはヨーテボリで結成されたメロディックデスメタルの代表的バンドの一つ、IN FLAMES・・・だったのだが、いかにもなメロデスから新たな方向性に向かい始めてからもう10数年経ち、気がつけばメロデスバンドだったのはキャリア前半の10年くらいだけだったのではないだろうか。創始者でバンドの中心人物だったGt.のJesper Strömbladが脱退した近年も変わらず脱メロデス化は続き、現在はメロデス風味のオルタナティヴメタルとでも言えるような音楽性だと思う。11番目にあたる本作、『SIREN CHARMS』はその音楽性の一つの到達点と言えるだろう。前作、『SOUNDS OF A PLAYGROUND FADING』の正統進化とも言える路線の本作は、ザクザクしたリフや叙情フレーズよりもAnders Fridénのヴォーカルがさらに強調され、よりメロディックな仕上がりになっている。一応、弦楽器隊はかなり低くチューニングされているし間違いなくメタルではあるのだが、過去のように爆走する楽曲はもう極々わずかでVo.もいかにもなスクリームはほとんどしなくなり、デスメタルでは確実にないだろう音楽性になった。シンセの音なども効果的に使いフワフワしたニューウェーブ的な空気感など静かなパートにも力を入れ始めた印象。しかし、"メロデス風味のオルタナティヴメタル"な音楽性は他のバンドには無い彼らが到達した独自のものだし、スクリームしながらメロディを歌うAndersの歌唱も彼にしか成し得ない領域に達しており、彼らが他に替えの効かない素晴らしいバンドであることは本作を聴けばわかると思う。しばしばメロデスバンドでのGt.が奏でる音を"慟哭"と表現することがあるが、現在のIN FLAMESはVo.が魂の慟哭を聴かせるバンドだと感じる。もちろん、頻度は多くは無いが、要所要所で決めるGt.のリードフレーズも素晴らしい、しかしそれ以上にヴォーカリストとして目覚ましいまでの成長をしたAndersの歌唱は聴き手の心を揺さぶるものがある。過去の音源と比べれば彼の成長ぶりがうかがえるだろう(近年の編集技術の向上による恩恵もいくらかあるとは思うが)。そしてメロデスに拘らなくなった故の楽曲の幅広さ・アプローチの多彩さも功を奏し、それぞれの楽曲が印象深く飽きの来ないものになっていると感じた。逆にメロデスを期待して聴いた場合、タルくてとても通して聴けたものではないだろう。そう感じさせる内容だったのでタイトルを上のように定めた。個人的に、IN FLAMESはけっこう好きなバンドだが、その中でもメロデス好きにこき下ろされている近年のアルバムの方が好みだ。そういう意味では自分はメロディックデスメタルというジャンルにそもそも向いていないのかも知れない。しかしいちバンドとして見た場合、IN FLAMESは絶大な支持を得た路線を捨て中心人物の脱退を経験してもなお素晴らしい作品を作り続けるとても希有な存在なのではないだろうか。まだ発売されて日は浅いが、本作は前評判だけに左右されずに自分の耳で聞いて判断するべきだということを痛感した思い入れ深い作品になることだろう。これからも支持したい。 サイレン・チャームズ 関連情報
周知のとおりイエスパーの息吹は消えたが…なんのその!!ビヨーンのコンポーザーとしての能力とバンドの底力に拍手です。曲単位でも完成度は高く、アルバムとしても極論的に名盤になるでしょう!!答えは聴いた人次第ですが、自分にとっては聴き込む価値ある一枚です☆ サウンズ・オブ・ア・プレイグラウンド・フェイディング 関連情報