新・猿の惑星 ランキング!

新・猿の惑星 新・猿の惑星 [VHS]

猿の惑星シリーズの中で一作目についで評価の高い3作目。シリーズ最新作の猿の惑星:創世記(ジェネシス)は基本的に本作の流れを継承していると言えよう。Jゴールドスミスの刑事アクションものっぽいノリの音楽といい、当時の71年の雰囲気が濃厚ではっきり言うとB級感が漂うが、このある意味割り切ったB級感と時間の逆行という当時としては斬新なアイデアが活きており、愛すべき小品に仕上がっている。シリーズ中最もファンが多いというのもこういうところがあるからであろう。前半のコミカルな雰囲気から、後半は一転してシリアスな逃走劇となり、ラストのコーネリアスとジーラが殺害されてしまうシーンはニューシネマ的な厭世観が漂い、強烈な印象を残す。 新・猿の惑星 [VHS] 関連情報

新・猿の惑星 オリジナル・サウンドトラック「猿の惑星」

Genenoレーベル(VARESE SARABANDEの国内盤)を所持していましたが、DSDリマスタリングということで音質向上を期待して購入しました。プレステ3をテレビにつないで聴いているような状態ですのではっきりとは言えませんが、この「猿の惑星」に関して言えば明確な音質の向上は感じられませんでした。「続・夕陽のガンマン/夕陽のガンマン」、「死亡遊戯/ナイト・ゲーム」など過去の国内盤や輸入盤からこのシリーズにいくつか買い換えていますが、音質が向上しておりこれらには満足しております。 オリジナル・サウンドトラック「猿の惑星」 関連情報

新・猿の惑星 クリスタル ガラス キャンドルスタンド 2本 セット カラー 螺旋 キャンドル 付き (レッド)

台座とキャンドルが、もう少しカチィと入ればなお良かったです。 クリスタル ガラス キャンドルスタンド 2本 セット カラー 螺旋 キャンドル 付き (レッド) 関連情報

新・猿の惑星 新・猿の惑星 [VHS]

Originalの第1作が公開されて40年以上の月日が経ち、Computer Graphicを含めた映像技術が飛躍的に進歩した現代では、当時評判を取ったあの巧妙な猿のMake-Upも、やや陳腐な印象を受けるのは仕方が無い。しかしこのSeriesはReview Titleにもあるよう、昨今のクダラナイSF作品は当然の事ながら、あの「スター・ウォーズ」Seriesやマイケル・クライトンの原作物すら足元にも及ばない、素晴らしい作品群だと思っている。兎に角、Ideaの秀逸さが際立っており、人間以外の生物に地球が征服されるという物語は、他の星から来たAlienの侵略という古くから使い古されたネタとは違い、今でも衝撃を受ける。1作目の衝撃後、2作目でお茶を濁した(2作目も好きですが)Seriesはこの3作目で息を吹き返す。海面に不時着した宇宙船から姿を現したコーネリアス以下3名?の猿がHelmetを脱ぐOpeningはSeriesに復帰したジェリー・ゴールドスミスの軽快なThema曲と相俟って、Very Good!出演する猿はSeries中最も少ないが、それだけに猿の活躍する度合いが最も高いのもこの作品である。コーネリアス役のロディさんは何時もながらの名演だが、今作品は何と言ってもキム・ハンターが演じたジーラが最高だ。顔だけ観ていると、全くの年齢不詳だが、時折見せる愛くるしい表情がAcademy賞ものである。又、ジョージ・クルーニー似の独逸生まれのエリック・ブレーデン演じる大統領付き科学顧問の憎たらしさもSeriesの憎まれ役Golliraの将軍以上である。後に「ドクター・モローの島」で又しても、Make-Upが売りの作品を撮る事になるドン・テイラー監督は流石に職人監督だけあって、つぼを押さえた演出は観ている者を退屈させない。尺が短く、無駄なEpisodeを削ぎ落として、Tempo良くしたのもGood。LastもTelevisionで初めて観た時は、子供ながらにも唸らされたもんだった。これでSeries全作品のDVDが揃ったので、今後数十年は何時でも楽しめるのが嬉しい。 新・猿の惑星 [VHS] 関連情報

新・猿の惑星 オリジナル・サウンドトラック「猿の惑星」

ジェリー・ゴールドスミスのキャリア上の問題というだけでなく、映画音楽の歴史の上でも文句なく最高峰の一つに上げられる最良の仕事。当時流行始めていた電子音楽の使用を極力抑え、生楽器の特殊奏法、及び民族楽器の導入で、異文化世界の音色を創案。最も驚くべきは、十二音の手法に乗っ取った前衛音楽のスタイルを随所に織り込みながら、娯楽性豊かにアクションとSF世界の雰囲気を演出していることだ。そんな離れ業はこれまでにもあまり例は見ない。ゴールドスミスは作曲当時38歳。この仕事でアカデミー賞作曲賞の候補に挙がっている。なお、この日本版CDには、録音日の初日の日付もライナーノートに記載されている。20世紀フォックスの資料にも消えかけている歴史的記録を知る意味でも、買う価値が大きい一枚だ。なお、ディスクにはシリーズ第1作の「猿の惑星」だけでなく、第3作「新・猿の惑星」の音楽も組曲形式で収録されている。 オリジナル・サウンドトラック「猿の惑星」 関連情報




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