ASTRONAUTS ランキング!

ASTRONAUTS 新装版 ASTRONAUTS(1) (KCデラックス コミッククリエイト)

まさか今更この作品が「新刊」として買える事になるとは思ってもおりませんでした。(オリジナル版も当然持っておりますが)「宇宙兄弟」の大ヒットも切っ掛けに有るのか、講談社より星野之宣先生の「ブルーホール」「ムーンロスト」、そして手塚先生のSF作品集も同サイズで復刊されましたが、何よりも嬉しかったのが、この作品がそれらの作家さんのタイトルと同列で復刊されたという事…同じレベルで評価されていたと改めて認識出来た事でした。今回の復刊シリーズの中にこのタイトルを入れてくれた講談社さん、非常に良い選定をされたと思います。オリジナルは既に30年近く昔の作品、当時一部のファンには高く評価されたものの、売上的にはそれ程多くなかった筈…現在の20代位の人達で知っている人はかなりの通なんじゃないのかな……現実の宇宙開発では、既にスペースシャトルも打ち上げられなくなり、当時の予想されていた未来(それすら既に20年以上前ですが)には思った程には進んでおらず、その意味での古さは否めませんが、この作品で描かれている宇宙飛行士達の「ドラマ」は今読んでも心に深く迫ってきます。個人的には「2001夜物語」「プラネテス」と並ぶリアルSFの最高傑作のひとつ、この機会に是非とも読んだ事のない方々にも一読頂きたい一作です。 新装版 ASTRONAUTS(1) (KCデラックス コミッククリエイト) 関連情報

ASTRONAUTS 太陽の彼方に

藤本好一が、後にゴールデン・ハーフがカバーしてヒット。最近では中井貴一のCMのネタにもなってる「太陽の彼方に」の原曲を演奏した、アストノウツの日本独自編集盤。監修・大瀧詠一、ライナーノーツも厚家羅漢(大瀧氏の筆名)という、単なるベストと一線を画した力作。1990年の初回発売から今も売れている隠れた名盤です。日本だけのヒット「太陽の彼方に」は、録音から40年経ったもラジオから流れてくるエバーグリーン。そのアストロノウツの、エレキ=サーフィンのイメージを重視して全22曲「テケテケ」のインストで選曲。ライナーのネタばれになるのでこれ以上書けませんが、ギターインスト、サーフミュージックの好きな方には絶対のお薦め。姉妹編とも言える、山下達郎氏監修・ライナーの「ベンチ!ャーズ・フォーエバー」もぜひ聴いてください。 太陽の彼方に 関連情報

ASTRONAUTS Astronaut

RizeのJesse率いるbonezの2ndアルバム。活動停止したpay money to my painから加わったリズム隊二人のバキバキなサウンドがたまらない。アナログテープによるレコーディングの賜物なのでしょうか。 Astronaut 関連情報

ASTRONAUTS I Want to Be an Astronaut

白いスペースシャトルに白い宇宙服、そして大きな緑と青の地球。イラストのくっきりはっきりした筆づかい・色づかい、夢のある絵とシンプルなセンテンスが最高。ぐずる息子(生後たったの2ヶ月!)も静かに目をまんまるにして最後までじっと見聞きしていました。はっきりした原色使いが、まだよく目の見えない月齢の赤ちゃんにぴったりの絵本なのだと思います。 I Want to Be an Astronaut 関連情報

ASTRONAUTS 宇宙飛行士が教える地球の歩き方

宇宙飛行士による(俗な表現ですが)自己啓発本。著者はカナダ人として最初の宇宙飛行士となったクリス・ハドフィールド氏で、デヴィッド・ボウイの『Space Oddity』を国際宇宙ステーションで歌った光景は、YouTubeで繰り返し再生されている有名である。自分の目標実現に向けて負けず嫌いになる性質と、前向きさ、フライトを支える大勢のスタッフ、家族の支え、子供との関わりなどが書かれている。自分の死の可能性はどのくらいあるのかというようなシビアな計算と、繰り返される訓練、訓練では想定されない危険に実際に直面した時の行動など。普通ならパニックになりそうな場面での対応も、淡々と書かれている。宇宙事故の犠牲によってどれだけ安全対策を進める事が出来るのか。著者の経験や教訓が人生の様々なシーンで章ごとに分かれてはいるものの、ユーモアを交え思いつくままに書かれている。そのため、過去のフライトでの体験談が混ざりあって、少し雑多な印象を受けた。スペースシャトル、ソユーズ、ロシア宇宙ステーション「ミール」、国際宇宙ステーションと様々な経験を積み、船長として最後のフライトを終えるまでの、人生訓として読めた。映画『ライトスタッフ』と似たような印象を受けた。もちろん、黎明期の宇宙飛行とは時代が違い、今や長期滞在が必要となっているため、宇宙飛行士に必要な資質も違っては来ているものの、自分自身の能力に自信を持って直向きに努力する心、他のメンバーとの協調性はどんな仕事でも大切。 宇宙飛行士が教える地球の歩き方 関連情報




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