ピコこと樋口康雄さんのファースト・アルバムです。(72年当時19歳)メロディーもアレンジも、聴けば聴くほど奥が深い作品です。「ソフトロックというよりは、アイドルポップスに近いかな?」と感じる方もいるかもしれませんが、聴いてみて損はないと思います。とりあえず、代表作「I LOVE YOU」は、すべてのソフトロックファン必聴です!姫野達也さん(元チューリップ)、日高富明さん(元ガロ)のヴォーカルが好きな方は声を聴いただけで好きになるはずです♪ ABC~ピコ・ファースト 関連情報
昔レコードを全部そろえてから、中途半端なベスト盤がCDで出た後あきらめていたところ、樋口さんの作品に絞ってリリースされた、CDの作品集です。以前楽譜もみましたが、ベートーベンのピアノソナタで弾き語りをする、しかも歌もうまい人は上田さんしかいません。またライナーノーツに結成から各曲の解説が貴重な情報満載です。レコード未収録の献血の音楽も必聴です。朝、さわやかに弦楽と甘酸っぱいポップスに浸りながら満員電車の苦痛をやわらげるカンフル剤のような音楽です。 樋口康雄作品集 関連情報
樋口康雄 CM WORKS ON・アソシエイツ・イヤーズ(1972-1991)
これを聞いて樋口氏は本当にいろいろな種類の音楽を書くなと認識させれた。ブックレットにはプロデュースの濱田高志氏、ONアソシエイツの大森昭男氏、作曲家小西康陽氏のコメントと樋口康雄氏への8Pにわたるインタビューが書かれてある。楽曲たちを聞いてまず思ったことは70年代のCM音楽にとても電子楽器を取り入れている所。3.数寄屋橋阪急'74 5.渋谷西武「触れてほしい」でシンセを使ったり4.ロンジン「クラフトマンシップ」6.西武「テッドラピドス」にクラビネットを使ってる。次にステレオで録音されたものが多いということ。2.6.8.13.28前半のみ.35.39のみモノラル最後にやはり樋口氏の音楽がたくさん聞けること。とても音楽のディスク化が少ないのでうれしいかぎりである。ただ収録時間が少し短いとか樋口氏のボーカル曲が少ないとかあるがそんなこと気にしなくなるほど魅力あふれる1枚です。 樋口康雄 CM WORKS ON・アソシエイツ・イヤーズ(1972-1991) 関連情報
この作品を亡くなった祖母と二人で観たのは、小学校1−2年だったはずです(1年後の再放送も見たはずです)。最後の主人公が海に漕ぎ出すシーンと、数多くの洞窟のシーン、そして主題歌の切なさが記憶に残っていて、つい子供のため(?)にと購入して、改めて作品のクオリティーの高さを感じました。基本的には試練と別れを乗り越えての少年の成長の物語ですが、これから大人になって行く世代のために、これだけ丁寧な作品をつくった原作者および当時のスタッフに頭が下がります。主題歌もまた石川セリさんの、どこかボーイッシュな声と、憂いのある転調、さびの部分の命令調の歌詞が相まって、ドラマから切り離しても(一度観てしまったら、決して切り離せないのですが)、記憶に留まるのです。この作品の放映1年後くらいに舞台となった三浦海岸の辺りを訪れていたのですが、当時はそれに気がつきませんでした(でもスイカ畑のイメージが頭の中でつながりました)。先生役の菊容子さんが、あの「好き好き魔女先生」であったこと、この数年後に不慮の死を遂げたことも初めて知りました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。 NHK少年ドラマシリーズ つぶやき岩の秘密 [DVD] 関連情報
久々に富野節全開ですね. 展開が非常に早い上,固有名詞が錯綜するセリフ回し,そしてトミノ台詞が炸裂するまま疾走する第1話. 復帰以後の作品では,『ブレンパワード』終盤で往年の富野作品の雰囲気が感じられましたが,『ターンエーガンダム』,『キングゲイナー』では芸能というキーワードを軸として王道っぽいストーリーや各キャラクターの性格付けが幼い,別の言い方をすれば幼稚に感じられたきらいがありました.しかしここでは,80年代の週末,常に熱く心を掴んで離さなかった富野作品の匂いがあります. 全6話という短い尺でここからどの程度まで話を広げていくのかはわかりませんし,単価が高いこともネックですが,過去の名作に心躍らせた方(僕も含めて)には是非ともチェックしてもらいたいですね. リーンの翼 1 [DVD] 関連情報