巨大艦艇 ランキング!

巨大艦艇 「大和」とは何か―巨大戦艦にみるソフト学

 オトコの子には絶対お勧め!読んででワクワクする! 一つ一つが面白い「どうすれば勝てるか」がよく分かる。一つ一つ検証していくとよく分かる。チッポケなことからよく分かる。子供にでもよく分かる。日本は小さなミスを沢山重ねてきている。 二人の対論は観念抜き(思い込みや偏見抜き)だから信用できますね。案外人は思い込みで真実が見えなくなる事がある。チャント調べもしないで物事を「そういうものだ。」と決め付けることです(事実を見ない人です。結果が自分の予測と違うと、その事実のほうを歪めたり隠したりして不正な辻褄合わせをする人。「きっとそうなんだ!!」と物事を固定的化する人。ま、「固定観念に縛られた人」とも言います)。 この本はゼロ戦の長所・短所がズバリ書かれてあります。著者は二人も猜疑心旺盛な、常識や習慣を疑って掛かる「ホントにそれでいいの?」という視点を持ち合わせた二人です。決め付けや思い込みの少ない人達です。一般の人たちが見逃してしまうような事実に目を向けて「それはどうだったのか。」「人はそう言っているがホントのトコロどうなんだろう。」といった切り口でこの本は書かれてあります。だから超が付くほど面白い。単に面白く書いてあるのではなく、それを説得するだけの根拠や資料がチャント裏付けとして述べられているからマスマス面白く、信用できるのです。 また「対話形式」の本だから、個人で書くものと違って、対話による新たな発見が有り、予測できない展開になり予測できない展開になったりして大変面白い。 「大和」とは何か―巨大戦艦にみるソフト学 関連情報

巨大艦艇 船 この巨大で力強い輸送システム (大阪大学新世紀レクチャー)

 「大阪大学新世紀レクチャー」シリーズは2003年度から創刊された、大阪大学の講義を一般公開し、生涯学習テキストとしても使えるようにした新しいスタイルの教科書とされます。 本書はその中の1冊となるもので4章で構成されますが、前半の2章と後半の2章は異なった性格をもちます。「第1章 船とはどのようなものか」、「第2章 船の世界史と黒船以降の日本の造船史」は技術史に関心のある人にとって収録の資料も多く、本書を手掛かりとして調べ物をするのに大変、役に経ちます。後半の「第3章 船の分類としくみ」、「第4章 船の性能と理論」は船の基本設計に関する内容で理解には機械工学の知識が必要となります。レビュー者は『機械工学便覧(C. エンジニアリング編)』を蔵書していてこの中で船については「第5章 船舶」で25ページで解説されていますが、操縦性能や運動特性などは本書の方が詳しく解説されています。本書は船舶工学の一部を解説しているに過ぎませんが、その奥の深さを垣間見せる内容となっています。 上記の内容より、機械工学を学んでいる人の副読本としても薦めたい本です。 なお、大阪大学出版会のWebサイトで、本書が「平成19年度日本船舶海洋工学会賞」を受賞したことが紹介されています。 船 この巨大で力強い輸送システム (大阪大学新世紀レクチャー) 関連情報

巨大艦艇 幻の巨大軍艦―大艦テクノロジー徹底研究 (光人社NF文庫)

雑誌「丸」に掲載された戦艦に関するエッセイを集めたもの。当然、著者はそれぞれ違い、統一された一冊の本ではない。内容も、それぞれが短いこともあり、それほど深い読み応えのあるものではない。第1章は、計画だけに終わった戦艦がメインで、幻の八八艦隊の頃の英米日の巨大戦艦や第二次大戦期に計画されていた究極の戦艦まで、いろいろ出てくる。第2章では、戦艦の歴史を概観したものや、各国の戦艦の各タイプを解説したものがあるが、あまり詳しいものではなく、唯一戦艦ではないが、空母赤城の改装についてのエッセイは、なかなか面白い。第3章で、アイオワ級と大和級の徹底比較があり、私はこれが読みたくて、この本を買った。建造の経緯から性能比較まで、図表も多数掲載されていて、このエッセイだけは、副題の「徹底研究」の名に値するかも。 幻の巨大軍艦―大艦テクノロジー徹底研究 (光人社NF文庫) 関連情報




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