無法松の一生[東宝DVD名作セレクション]

いや～いい映画でした。裕福な時代ではないかもしれないが、人が暖かい時代だった。簡単に手に入れられる現代とは違う。誰かの為にあそこまでしてあげられるなんて……。人に優しくしてあげたくなる気持ちになる映画です。 無法松の一生[東宝DVD名作セレクション] 関連情報

にごりえ [DVD]

taihenn kinirimasita. arigatougozaimasita.konoeigaha nihonn eiga no nakademo saiku kextusakunohitotu dato omoimasu. kannsya desu. にごりえ [DVD] 関連情報

煙突の見える場所 [DVD]

人間は見方、角度によって様々な顔を持っているもの。人間関係も物事もしかり。先入観、思い込み、一方向からだけ見ていると、本当の姿を見失い誤解を生じる。東京・北千住の４本のお化け煙突も、見る方角によって３本、２本、１本に見える。その４本の煙突と４人の主要人物が、ストーリー展開共に４本、３本、２本、１本と見え方が変わっていく様が面白い。隆吉（上原謙）と弘子（田中絹代）は夫婦。弘子（田中）は戦争未亡人で隆吉と再婚。隆吉夫婦が住む家の二階に間借りしている若い男女が健三（芥川比呂志）と仙子（高峰秀子）。健三（芥川）は隣室の襖一枚隔てて住む仙子（高峰）に想いを寄せていた。隆吉夫婦に亀裂が生じたのは、妻弘子（田中）が密かにアルバイトをしていた事と、過去の重大な秘密と捨て子の赤ん坊の登場。男は理性とプライド、女は感情と本能の動物だなと思ったのは隆吉夫婦のいざこざから。隆吉（上原）は安月給の自分の甲斐性のなさを突き付けられてプライドが傷つき、男として夫としての自信を失う。妻のアルバイト、へそくりを非難する姿、妻の過去の男、収入が少なくて子づくりを延期していたのに、他人の赤ん坊の世話をする妻を見たくなくて、パチンコに興じ現実逃避する姿、妻が入水しようとした時でさえ「どう止めたらいいかわからない」と言う情けない隆吉（上原）の姿に男のいざという時の脆さと繊細さをつくづくと感じた。女の方が胆力があるという証かもしれない。傍観者だった二階の若い男女が、捨て子の赤ん坊の父親探しに関わっていくことで、二人の気持ちが近づいていく。ちょっとドライでクール、現実的な仙子（高峰）が、気弱になった健三（芥川）を奮い立たせる愛の告白のシーン、弘子（田中）が虫歯で苦しむシーン等多くのシーンで、田中絹代、高峰秀子の名女優二人の演技が男優をはるかに凌いでいると思った作品。戦後間もない頃の東京、下町の情景、風俗が見られて興味深かった。浦辺粂子、関千恵子が演じた女性もちょっとしたスパイスになっていると思う。 煙突の見える場所 [DVD] 関連情報

交響詩 ジャングル大帝

高校生の頃、それこそレコードの溝がすり減るほど聞いた記憶があります（本当にすり減ったので、もう一枚買ったほどですｗ）。特に終曲の「アフリカが見えた！」は、まさに冨田勲の真骨頂と言うべきです。私はこれを聞いて、完全にトミタ・サウンドのとりこになってしまいました。身近に「オーケストラはちょっと…」なんて言っている人がいたら、ぜひこの曲を聴かせてみてください。「交響曲って、こんなにカッコいいものだったの!?」と、きっと目から鱗が落ちるに違いありません。 交響詩 ジャングル大帝 関連情報

ハムレット役者 芥川比呂志エッセイ選 (講談社文芸文庫)

エッセイを読んで、涙した。父、芥川龍之介が亡くなったのは、著書比呂志が7つのときだった。龍之介が木に登る映像を見た方は多いのではないのであろうか？（某書店が夏のキャンペーンCMに使っていたこともあった）おそらくあの木に、比呂志が父と上る話がある。しばらくして幼い息子たちを残して死んでしまうが、そこには自愛に満ち溢れた父親、龍之介の姿が暖かく描かれている。 ハムレット役者 芥川比呂志エッセイ選 (講談社文芸文庫) 関連情報

ちょっとお洒落でエロティック。そして波乱万�