人生相談「ニッポン人の悩み」 幸せはどこにある? (光文社新書)
新聞の人生相談をこういう切り口で分析するのは、あると思います。 人生相談「ニッポン人の悩み」 幸せはどこにある? (光文社新書) 関連情報
Hector and the Search for Happiness (Hector's journeys)
とても読みやすく、幸せについてちょっと考える一冊。映画にもなっているので、そちらも是非みてください。 Hector and the Search for Happiness (Hector's journeys) 関連情報
著者は、夫婦で観光を兼ねた車遍路の途中に、ひとり歩きの女性遍路をみかけたことがきっかけで、自らも歩き遍路を志します。教師という職をもつ著者の区切り打ちは、初めはウォーキングの延長の感覚ですが、次第に四国の人々との出会いに魅了され、区切り打ちを続けていきます。ところが、3度目の区切り打ちで37番岩本寺まで歩いて帰宅した著者は、白血病の告知を受けます。遍路旅は、一気に人生の意味を問う重い旅に変質します。春・夏・冬の休みを利用して、インターフェロンを打ちながら、10キロ以上の荷を背負って歩き続ける著者の姿は壮絶そのものと言えるでしょう。路上で出会った老人に愛媛県内のある大師堂に立ち寄ることを勧められたことから、そこを守る老庵主との交流が生まれ、その問答のなかから著者なりの納得を見出していきます。教師としての著者は、自らの病気についても生徒に明かし、授業で「数年しか生きられないと言われて、どう考えるか」といった主題についても議論を交わしたり、「相談室だより」を通じて「今を大切に」というメッセージを伝え続けています。 幸せはどこにある―白血病を宝に変えた歩き遍路 関連情報
イギリスのハートフルコメディ。アグレッシブでネアカな映画です。「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」などのイギリスのコメディアン俳優サイモン・ペグが主演。そして、あの「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイクや、ジャン・レノなど。世界を駆け巡って”しあわせとは何か”を探していきます。ネアカで、コミカルな軽快さの中に、とても心が温まるメッセージが伝わってきます。 しあわせはどこにある [Blu-ray] 関連情報
「結局じぶんはどうしたいんだろう・・・」「浮世をはなれてどこか遠くに」という方が読むべき幸福をさがす旅擬似体験。もと精神科医が(おそらく)自らの青春時代を投影した精神科医ヘクトールを通じて語る幸福論です。異国で出会った行きずりの女性とスティディな女性への思いを通じて描く「異性」、誘拐体験・機上での緊急事態などの「事故」、「カネ・他人との比較」「幸福度測定」・・・・ヘクトールが手帳に書き付けてゆく幸福の教訓は誰もが思っていて無意識下に沈殿している思いです。翻訳もよくさらっと軽く読めて読後疲れが少しとれる本。ふだんソルジャーのごとく生きているひとにおすすめします。 幸福はどこにある―精神科医へクトールの旅 関連情報