新島八重 武家の女はまつげを濡らさない

NHKの大河ドラマに取り上げられるという新島八重の本ということで読みましたが、読んでみると、まあすごい女性もいたものです。内容を書くと種明かしになるのでさておきますが、NHKの大河ドラマになるだけのすごい人生を歩んできたことがわかりました。個人的には克己心についてのお話が、すごく自分にグサッときて、考えさせられました。そして新島八重の発想、行動力などは、非常に参考になり、読み進める上で、なんだか勇気とエネルギーもわいてきました。もともとほとんど新島襄や新島八重の知識は無かったのですが、この本を読んだおかげで、NHKの大河ドラマも楽しみになってきました。文章も読みやすく、読んでいて楽しくなるようなところもあり、おすすめの良書です。 新島八重 武家の女はまつげを濡らさない 関連情報

武家女の誇り (時代艶文庫)

ヒロインの義妹・美鈴が男装の女剣士というのが良かった。人質をとられて美鈴が公開ストリップをさせられるという定番のお楽しみシーンが2回ある。実の兄・琢磨との交合を強要され、遂には中出しされるというのも背徳的で気に入った。 武家女の誇り (時代艶文庫) 関連情報

幕末から明治。激動の時代を知恵と愛で生き抜いたある家族がいた――。 代々加賀藩の御算用者（経理係）である下級武士の猪山直之（堺 ...