良くも悪くも朝ドラ版「ゲゲゲの女房」を夫の視点から補完する物語ドラマで見知ったエピソードの実体がわかる朝ドラで兄が風呂を借りに来て図々しい人という印象だったがこの漫画では 仕方ないと思わせる 池上遼一先生 登場のエピソードも読みたかった本誌外伝に名前だけあっさりとだけでは食い足りない ゲゲゲの家計簿 上 (ビッグコミックススペシャル) 関連情報
ゲゲゲの家計簿 上 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
良くも悪くも朝ドラ版「ゲゲゲの女房」を夫の視点から補完する物語ドラマで見知ったエピソードの実体がわかる朝ドラで兄が風呂を借りに来て図々しい人という印象だったがこの漫画では 仕方ないと思わせる 池上遼一先生 登場のエピソードも読みたかった本誌外伝に名前だけあっさりとだけでは食い足りない ゲゲゲの家計簿 上 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 関連情報
ゲゲゲの家計簿 下 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
ビッグコミックに連載されていた作品(現在は連載終了しています)が単行本化されたものでです。下巻は、無断建築、お見合い、結婚・・・・と続いて、第6回講談社児童まんが賞受賞で金回りもよくなり、家計簿を付けている暇がないほど仕事が忙しくなった所で終了しています。 その結婚ですが、実家に帰り、見合いをして、その5日後に結婚式を挙げるというあわただしさで、結婚式の当日、水木さんはしぶしぶ義手をつけたそうです(これが最初で最後だったそうです)。新婚後も貸本マンガの原稿料で生活していましたが、貸本マンガ自体が衰退期で相変わらず生活は苦しかったようです。 また、以前から水木さんの作品に海外小説からインスパイアーされたものがかなりあると思っていましたが、その部分は第30回:質札 でS書房、T元社から海外の怪奇小説の翻訳本が次々と刊行されてネタに困った時には、これらの小説から着想を得ることがあったと正直に書かれています。 その後、子供も生まれましたがやはり生活苦は続きます。そんな折、長井さんが訪れ、今度ガロという雑誌(白土三平がスポンサー)を出すからないか書いてみないかと提案を受けます(少し運が向いてきたのかな?)。そんな、ある日、水木さんは金霊を観ます。そして、昭和40年8/15別冊少年マガジン夏休みお楽しみ特別号にテレビくん が掲載されます。これが第6回講談社児童マンガ賞を受賞するわけなんです。その後の活躍はよくご存知ですね!!(まさに金霊でしたね)。 水木さんのファンであればほとんどは知っている事ですが、このように家計簿といった視点から再構成されたマンガを読むと、色々興味深いものが見えてきます。蛇足ですが、このマンガには番外編があって(ビッグコミック2013年1/10号)、水木さんがビッグコミック創刊号に妖花アラウネを掲載する経緯や3億円事件で捜査を受けたこと、などが描かれています。 ゲゲゲの家計簿 下 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 関連情報