司城志朗 ランキング!

司城志朗 斬ばらりん

「竜二」や「チ・ン・ピ・ラ」を撮った川島監督が時代小説?司城志朗との共著ということは、映画監督と人気作家、コンビで小説化。しかも幕末モノ。期待大で購入。桜田門外の変に始まる維新への時代。薩摩、奄美、長崎、阿蘇と私の住む九州を舞台とする痛快時代活劇です。最高に面白くて一気読みしました。とにかく登場人物が生き生きとしていて、まるで今目の前で観ているようなのは映画監督ならではなのかな。時代小説って読みにくかったり古めかしかったりするけれど、きっとあの時代に生きていた若者はこんな風に好奇心に溢れていたんだろうと思う。主人公の善次郎もステキだけど、妻の萌がとてもいい。第2巻が早く読みたい。 斬ばらりん 関連情報

司城志朗 犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド)

 「暗闇にノーサイド」、「ブロードウェイの戦車」の名コンビが生んだクライム・アクション作品。 1970年代の東映実録やくざ映画を思わせるギラギラした雰囲気漂う力作に仕上がっている。 もともと矢作氏が映画のシナリオとして書いた作品なので、映画を思わせる表現が多いのも頷ける。 甘っちょろい小説が多いとお嘆きの方は、ぜひ一読を。 犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド) 関連情報




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