斬ばらりん
主人公は薩摩藩の武士で、とある理由で藩主より命を狙われるこことになった為、妻と息子を連れて脱藩します。「斬ばらりん」のタイトルの如く、 人を斬って斬って斬りまくります。大勢の人が次々と現れてはバッサバッサと倒されるので・・・時代小説を読んでいるのに良くも悪くも映画を観ているような気分になります。良い面はまず、とにかく面白い!!さすが映画監督と作家がタッグを組んだ作品とあって、話のスピード感や主人公をはじめとする登場人物個々の魅力が絶妙です。福沢諭吉、トーマス・グラバー、大浦慶、おっ!と思うような歴史上の人物達が顔を覗かせます。上巻とか一巻だとかの記載が無かったので、読み終わるまで一巻完結の作品だと思ってましたがどうやら続きがあるみたいですね。ただちょっと話を広げすぎているのが気になります。脱藩した主人公達や薩摩藩のこと、渡米した福沢諭吉、主人公が前の藩主に託された秘密とは・・・?着地点があるのか無いのか、執筆しながら出版しているような気がするので、全部ちゃんと上手くまとまるのかな〜と読者でありながら少し不安です。
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新聞が報じない仮想通貨のホントの正体がわかる本
経済のことをさっぱり知らなくても分かるように書いてありました。他の本との違いはラストのディーコインと思われます。ビットコインの欠点を補う次世代の資産です。仮想資産ディーコインは宣伝のようにも思えますが、割りと中立的に書かれているため問題無いと思います。
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TRUE PORTLAND the unofficial guide for creative people 創造都市ポートランドガイド
本格的なポートランド本はなかったので嬉しい反面、あんまり日本人が増えないでほしいなぁ、という希望もあります。写真もキレイな色で、とても雰囲気が伝わると思います。
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犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド)
「暗闇にノーサイド」、「ブロードウェイの戦車」の名コンビが生んだクライム・アクション作品。 1970年代の東映実録やくざ映画を思わせるギラギラした雰囲気漂う力作に仕上がっている。 もともと矢作氏が映画のシナリオとして書いた作品なので、映画を思わせる表現が多いのも頷ける。 甘っちょろい小説が多いとお嘆きの方は、ぜひ一読を。
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TRUE PORTLAND -The unofficial guide for creative people- 創造都市ポートランドガイド Annual 2015
リニューアル版ということでさっそく購入しました。写真もすべて刷新されており、前回の懸念点であったガイド機能も追加されておりリニューアルというより、再度一から作り直したくらいエネルギーを感じられる内容でした。昨今、ポートランドブームで様々な雑誌がポートランドのカルチャーを取り上げているが、このガイドブックはポートランドの地に根付いているマインド、思想を現地の人々の声を通して丁寧に伝えようと意志が誌面から伝わってくる。そしてこの街への敬意と愛が感じられる。たまに開いて読むだけで多くの気づきが得られる。大げさかもしれないが、自分にとって鎮静効果のある本である。是非このチームに他の都市のガイドブックも作って欲しい。きっといまだ知らない都市の魅力を彼らなら引き出してくれそうな気がする。以前、ポートランドへ行った際に、カフェのカウンターに置いてあるTRUE PORTLANDを地元の人たちがページをめくりながら嬉しそうに読んでいたのが印象的だった。英語版が出ないのも不思議です。
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