ゴッドサイダー ランキング!

ゴッドサイダー ゴッドサイダー 1巻

表紙のデザインはフォントの権利が出版社にあるために変更になるケースがあります。ただ、せっかくのイラストが隠れてしまうのは残念です。「セカンド」「サーガ」「外伝」など続編が多数展開されているゴッドサイダーの元祖!某、悪魔系のRPGにも影響を与えているはずです。たしか当時ファミ通のインタビューなどでそのようなコメントがありました。戦闘時は姿で戦うのですが、この「装甲体」のデザインが格好いいです。また、少年漫画でも描写は過激です。2色カラーだった部分がスキャンの際に濃いめになってしまっているようなのが残念です。できたらカバー下にあるイラストも掲載して欲しかったです。 ゴッドサイダー 1巻 関連情報

ゴッドサイダー GOD SIDER 全6巻完結(文庫版) [マーケットプレイス コミックセット]

これが連載されていた当時、少年ジャンプはバブル時代と並行して未曾有の黄金時代を謳歌していた。「北斗の拳」を筆頭に他作品もバトル物が乱立し、この作品もご多分に漏れずその壮絶なバトルシーンで注目されたが、ただ単にそれだけの作品では無かった。この作品の魅力とは何か?と問われれば「エロス」を避けては通れないだろう。画力がまさに神がかり的になったこの作品、奇蹟にも近い官能感がこの世界観のなかで爆発しているのだ。対極にあるのは「グロ」であるが、この辺も手抜きが全く無い。だがこの作品の本当の面白さは、神と悪魔の戦いを超えてさらに発展していく驚異の展開にある。もはや誰も、当の作者ですら制御不能の暴走し始めた「物語」に辛うじて追いつこうとする作者の、神が降臨したかのような才能が、超強引に恐怖の物語を収斂しえたのである。このカタルシス感は作品の「エロス性」とシンクロし読者に超始原的な安らぎをもたらした。ラストは映画『猿の惑星』を彷彿させる。 GOD SIDER 全6巻完結(文庫版) [マーケットプレイス コミックセット] 関連情報

ゴッドサイダー 連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏

(某所で書いたレビューを元に、amazon用に一部改訂)「メタルK」「ゴッドサイダー」「ザ・グリーンアイズ」など、当時の週刊少年ジャンプとしても数々の異色作を手がけた巻来功士先生の自伝的作品。残念ながら短期打ち切りの多かった巻来先生の視点からの黄金期回顧録は読み応えがありました。同じ大学だった北条司先生へのライバル心、荒木飛呂彦先生との出会い(そしてジャンル競合)、各作品にまつわる悲喜こもごもや担当編集者との人間関係の温度差など、若き日の巻来先生の情熱や苦悩がひしひしと伝わってくるようです。もちろん多少の脚色があるのは差し引いて見るべきとは言え、非常に興味深く読ませていただきました。巻末の堀江信彦氏との対談も漫画家志望の人にはすごく勉強になると、読むだけの人でしかない私でも頷かされる濃い内容です。強いて言えば、巻来先生が活動の場を青年誌に移されてからのエピソードをもう少し読んでみたかったかも。具体的には集英社卒業後からコミックバンチを経て現在に至るまでの奮闘ですが…。(冒頭でもちょっと(記憶に新しいあのキャラの雄姿込みで)描かれてはいます)総合評価は「これからも一層のご活躍を!」という一ファンからの応援の気持ちをこめた☆五つとさせていただきます。 連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏 関連情報




Loading...


ここを友達に教える