ついに訪れる別れの時…美和が抱えていた本当の思い 3/4(金)『わたしを離さないで』#8 【TBS】
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Kindle Wi-Fi、ブラック、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
どんな人間が書いたかは重要なことだと思いますので、まずそれを書いておきます。普段スマホもタブレットも使っていません。家族共用のタブレットはありますが、私は全然使わないので息子のゲーム機のようになってしまいました。PCは普通に使います。40代です。電子書籍はPCに何冊か入っていますが、PCでは読む気になれず、どれも初めの方だけ読んでそのままになっています。決して読書家と胸を張れるわけではありませんが、紙の本は人並みか、それ以上には読むのではないかと思います。以前は「電子書籍なんて」と思っていましたが、半年ぐらい前に家電量販店でKindleを触ってから興味を持ち、情報を集めたり、他の電子書籍リーダーも含め店で触ってみたりしてきました。いろいろ考えてやっぱり買うならKindleだろうと思っていたのですが、本当に買うほどのものかという迷いもあり、しばらく様子を見ていたら、低価格モデルが出たので買いました。届いてから3週間ぐらい経ちますが、今のところ期待通りです。非常に読みやすい。快適に読書ができ、いつも持ち歩いています。紙の本の延長で考えているので、ライトがないのも特に問題だとは感じません。ページ送りもスムーズで、時々白黒が反転するのも、普通に読書をする分には気になりません。本を買うのも簡単で、というか、簡単すぎて怖いぐらいです。老眼が出て来ているので、字を大きくできるのもよいです。ただし、この点は過大に考えない方がいいとも思います。字が大きくなると当然一度に表示される文字数は少なくなります。そうすると、何か落ち着きません。集中度が下がるような気がします。一度に視野に入る情報量が少なすぎるからでしょうか。原因はわかりません。で、当初より文字サイズを一段階小さくしたら、少し落ち着いて読書できるようになったように思います。辞書を気軽に引けるのもいいです。英語はもちろんですが、むしろ日本語の辞書を引く機会が増えたと感じます。今までなら通り過ぎていた言葉でも、簡単に引けるのでつい引いてしまいます。(それがいいことかは別問題かもしれませんが)マンガも何冊かダウンロードしましたが、ちょっと私には無理のようです。Kindleの反応とかそういうこと以前に、字が小さくて読めません。拡大はできますが、そうすると画面にページ全体が収まらなくなり読むのが面倒です。充電器は家にある他の機器のものを利用し、カバーも百円ショップで見つけた、レザー風カバー付きの手帳の中身を抜いて、両面テープでKindleを貼り付けて使っています。で、そのカバーごとすっぽり入るソフトケース(これも百円ショップです)に入れて持ち歩いています。Kindleストアの品揃えがいかに充実しようと、すべての本をKindleで済ますことはできないと思いますが、途中で何度も前を参照したりせず初めから順番通り読んでいけばよい本であれば、Kindleで十分読めると思います。現時点では、自宅の本の増殖を多少なりとも遅らせられるのではないかと期待していますが、実際どうなるかはもう少し使ってみなければわかりません。紙の本と電子書籍の違いについてはいろいろ言われていますが、どこまでが本質的な違いで、どこからが単なる慣れの問題なのかわからないことも多いので、自分で実際に使って確かめていきたいと思います。Kindleは眼が疲れにくいという点で紙に近くなっているので、違いを見極めるにはよいように思います。現時点では、今後私の読書の一部はKindleに移行していくように感じています。 Kindle Wi-Fi、ブラック、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー 関連情報
星5つは、私が先に小説を読んでいたことと、キャリー・マリガンを見ているだけで満足だということが多いに関係していると思いますので、その辺はご配慮下さい。確かに余りに哀しい話ではありますが、普通、死に直面する話って、哀しいだけの話になったり、あるいは携帯小説のように、ぺらんぺらんの話になってしまいがちだと思う。それがこの作品の場合、よく計算された非現実的な世界が舞台であるせいか、死を迎えるやるせなさよりも、むしろ「残された時間」がクローズアップされ、私の場合はとても感情移入出来ました。この辺は、設定の勝利だと思います。話の終盤、主人公が、本当に好きな人がずっと自分のことをちゃんと理解してくれていたことが分かるシーンがあります。本人もずっと何となくそうなんだろうと感じていて、そして実際にそうであったことが分かります。この時の何とも言えないキャリー・マリガンの表情は、言いようもなく素晴らしく、私がこの映画で一番好きなシーンです。「残された時間」にそういう相手と出会える素晴らしさを、きちんと描いていることが、この作品を、荒唐無稽な悲劇ではない作品にしている要因の一つだと思います。 わたしを離さないで [DVD] 関連情報
スティーブンスはもう30年以上も大邸宅で働くベテランの執事。屋敷の運営が思うようにいかず、使用人を増員しようと考えたスティーブンスに手紙が届く。それは、以前同じ屋敷で働いていた女中頭、ミス・ケントンからの手紙。スティーブンスはかつて彼女に淡い恋心抱いていたのだ。スティーブンスはミス・ケントンが再び屋敷で働く気があるかを尋ねるために、フォード車でドライヴ旅行に出かける。… この作品を書いたイシグロ氏はもともと日本生まれ。そのことを考えると、どこか頑固で身なりがびしっとしている典型的な英国紳士であるスティーブンスと礼儀や伝統を重んじる日本人には似通ったところがある。それだけに感情を抑えつけ、ただひたすら主人に仕えてきたスティーブンスが自分の半生を回顧して涙を流す場面が、嫌味なく胸に迫る描かれ方をされているように思った。 フォード車というのもイギリスらしいし、礼儀正しいスティーブンスが町の人々に「紳士」と思われたり、いかにも古き良きイギリスという雰囲気が作品のそこら中に漂っている。 The Remains of the Day 関連情報
人里離れたところにある寄宿学校。外には、恐ろしいことが待ってる。噂を信じて寄宿学校の外に出たがらない少年・少女達。印象に残る音楽と少年・少女達の退屈で淡々とした日常が描かれます。とても綺麗な映像。ボーイ・ミーツ・ガール。何かを与えるために、生まれてきた少年・少女達は過酷な運命を受け入れながら、一方で幼いながら人として悩み苦しみます。その時がくるまで。予め決められた短い人生をまっとうするために。映画の中盤あたりで、彼らの過酷な運命(使命)を語る担任教師の言葉が胸をうちます。それを、幼い子供たちは受け入れます。内面の戸惑いは表に出さずに。トミーの優しさに心打たれます。キャシー・トミー・ルースには、寄宿学校を離れると少しばかりの自由が与えられます。涙してください。キャシー、トミー。ルース。短いときを、それぞれが速足で駆け抜けていき、大人が予め決めてしまった運命を受け入れる。僕らには出来るだろうか?「こんなこと」を。「許せるだろうか。こんな一生を。」と。この映画を観て自問自答します。キャシーは、トミーに出会い、ルースに出会い良かったねと。トミーは、キャシー・ルースに。ルースは、トミーに・・・キャシーに出会ってほんとによかったね。3人の運命は、あることのために生かされていたのではなくて人として生きていた。3人が出会うことが本当の予め決められた運命、逃れられない運命、宿命だったと思わされます。少年・少女の犠牲を払ってまで延命したりしても、それで長く生きても結局 すべての人に『終了』はやってくる。ルースの終了場面では 涙が止まりません。そして、トミーも。私たちは、運命に逆らって逆境を乗り越えることばかりを考えていたような気がします。逆境を受け入れるより、乗り越えることがあたかもとても価値があることのように教えられてきたに過ぎないのに・・。今まで大人たちは特に、そうやって生きてきたように思う。正しかったのだろうか。なにものも含んで受け入れる。優しくなれる。そして・・・キャシーが最後に語ったモノローグは、すべての人々の気持ちの代弁かもしれません。すべてのひとに、必ず『終了』が訪れる。寄宿学校の校長だった女性は老境に入り車椅子生活で終了も近い。キャシーの流した涙の意味は。富んだ人々や運に恵まれた人々にさえ憐憫を感じるようになるのですね。訪れた寄宿学校は廃校になり、荒れ野が拡がる。荒れ野だけれど、キャシーの記憶の中にトミーもルースも生きている。キャシーが生きている限り。ずっと。キャシー・トミー・ルースのお話が大人の寓話でも胸に突き刺さります。こころに残る一本です。原作読んでから、観ました。よければ原作を読んでください。『日の名残り』もオススメです。(本を含め)*『ガタカ』は終着点は決まっていても自らの運命を乗り越えた。『ブレード・ランナー』のレプリカントは逆境と闘い敗れた。でも、最後はどれも人間臭く優しい。どれが正解でも間違いでもない。 わたしを離さないで [Blu-ray] 関連情報
「わたしの名前はキャシー・H。いま三十一歳で、介護人をもう十一年以上やっています」この一文を読んだ時に、一般的に言われている「介護」を想像し、読み進めていった。が、しかし、この「介護人」は想像をはるかに超えたところの「介護人」であることを後に知る。回想と現実とが交差するなかで、理解しがたい出来事が、1つ1つ紐解かれていく。1つ解明できると安堵する。しかし、また、次なる不思議にぶち当たり、翻弄されていく。まさに、施設ヘールシャム出身の提供者の運命のような「混迷、翻弄、不可思議、時には怒り、理不尽さへの憤り」そんな感情を体験していく物語である。施設ヘールシャムの提供者は、「選ばれた人たちであり、天使なのだ」と洗脳されながら幼少期を経て学童期、そして思春期、青年期へと歩んでいく。夢や希望にあふれてもよい「青春 の日々」は彼らにはない・・・。しかし、同じ過去を背負った妙な絆で結ばれたルースとトミーとキャシーの織りなす人間模様。ルースに時折、苛立ち、トミーとキャシーの歯がゆい関わりに、焦りすら実感する。読み終えた後に、何かしらの行為で吐き出さないと、詰まってしまいそうな苦しさにとらわれたのは私だけだろうか。奇 妙で、不思議で、数奇で、憎悪的な運命……。ヘールシャムの驚くべき真実をすべて浮彫にしていく作業が読者には待っている複雑・怪奇な稀有な物語であった。書くことにより、私はこの書を本棚に置いて、物理的に離れてみることにする。しかしながら、きっと、一生、私の心を離さない『わたしを離さないで』の位置づけとなってしまうことだろう。 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 関連情報