忘却の空 ランキング!

忘却の空 Seventh Heaven

梶浦由記さんプロデュースのKalafinaの1stアルバム。「空の境界」というアニメーションのことは全く知らないのですが、アニメ関連作品と侮ることなかれ、純粋な音楽作品として非常に優れています。作風はさすが梶浦さんと言うべき、神秘的で美しい楽曲・詞に重厚なコーラスワーク、ドラマチックな展開が本当に素晴らしいです。特に「oblivious」「sprinter」は圧巻ですねえ。幻想的な楽曲に他者を寄せ付けないような神々しさを放つ「oblivious」、次々と畳み掛ける展開に魂が震えるほどの「sprinter」。キャッチーさも加わって疾走感のある「love come down」「音楽」民族音楽的な良さのある「夏の林檎」「傷跡」悲壮感の中で光を感じさせる壮大なバラード「君が光に変えて行く」など若干曲数が多い気もしますが、聴き手を最後まで捕らえて放しません。Kalafinaの歌唱も非常に上手く、また4人という人数を活かしたハーモニーは絶妙で、強みになっていると思います。上記の通り「sprinter」のかけ合いは本当に鳥肌ものでした。今回の梶浦由記さんといい、石川智晶さん、菅野よう子さん、樹海などアニメ音楽界には素晴らしい方々がたくさんいますね。「空の境界」から発足したユニットですが、これからもぜひ活動していって欲しいと思います。 Seventh Heaven 関連情報

忘却の空 劇場版 空の境界 第六章「忘却録音」画コンテ集 (講談社BOX)

空の境界の画コンテシリーズを初めて購入しました。空の境界は小説と劇場版の違いもおもしろかったですが、劇場版と画コンテの違いも楽しめます。監督さんの考えなど、背景の動き(水の波紋が次第に弱くなる)などが細かく書いてあり、設計図というだけあって、空の境界の世界により入っていける。監督さんのインタビューではカットのこだわりや等々、裏設定が書かれていたりします。なるほどこんな意図が!といった具合に楽しめる。画コンテの説明や用語解説もついていて、初心者の私にもわかりやすかったです。画コンテの鮮花や式の細かい表情など、かわいい絵やきれいな背景等が見れました。それだけで満足できるくらいな作品です!とりあえず全章の画コンテを買うきっかけになりました。アニメの勉強を!と思って買ったのですが予想以上に楽しめました。買ってよかったです。 劇場版 空の境界 第六章「忘却録音」画コンテ集 (講談社BOX) 関連情報

忘却の空 忘却の空

「黒夢」解散後、ソロになると見る人が多かった中、意外にも 新バンド Sads(サッズ)を結成。「東京」など、よりパンク色を強めた曲をリリース。黒夢 時代の「美意識」からは離れて行ってしまうのかな・・・と思っていたら、期待通りの名曲が完成した。黒夢 時代の「少年」に近い世界観。簡素な中にも、美しさが漂う曲に仕上がっている。優しい質感の空の下で、心の叫びを歌う声が響いている・・・。シンプルな演奏の一発録音が「美しい」と感じるのは、流麗なメロディーに依る所が大きい。癖のある歌い回しだが、詞を非常に大切にしており、常に高いクオリティを持つ。「忘却の空」は、感覚的な言葉の中に、譲れない正義感や主張が込められた曲。悲しい叫びのようなサウンドが素晴らしい。ちなみに、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌。バンド仲間であれ、厳しい姿勢で臨むプロ意識が災いしたか、バンドは再び解散。強い個性ゆえ、ソロ向きと言われ続けた彼は、遂にソロ・シンガーとして3度目のデビューを飾る事になる。 忘却の空 関連情報

忘却の空 BABYLON

中学生の頃聞いた記憶があり懐かしくなり購入しました!こちらのアルバム自分的オススメ楽曲多数ありました! BABYLON 関連情報

忘却の空 劇場版「空の境界」 忘却録音 【通常版】 [DVD]

原作の魔術に関する薀蓄自体は、あまり面白いものではないので、ここはざくっと割愛してもいいような気がします。原作のどの部分に比重を置くか、という問題でしょうか。ていうか、魔術の薀蓄が好きな人は活字を読めっていうか。登場人物が止めで、延々喋ってるとこ見せられても、困ってしまいますしね。まして、今回の魔術師は「言葉」の専門家ですから、映像化は至難の業かと。それにこの作品が、ヒロインの両儀式を始めとする、登場人物の魅力に負っていることを考えると、この解釈で何の問題もないのでは?「剣と魔法物」みたいなジャンル自体に魅力を感じている人には、原作の薀蓄は魅力的に映るかも知れませんが、ある種の猟奇ミステリー、或いは風変わりなラブストーリーとして受け止めれば・・・いや、そちらの方が正しい鑑賞法のような気がします。コミケの中から出て来た方たちが中心になって創っているだけに、オタクのツボの位置を知っているというか、そういう場所を押さえた作品創りに感心してしまいます。平成の泉鏡花とでも呼びたくなるような、ロマンティシズムの持ち主といっても、過言ではないように思います。猟奇ミステリーとして描こうと思えば、良くある探偵小説のように、一つ一つの事件を別個に描いて、エピソードを数珠つなぎにしていけば良い、とも思いますが、そうした性格を強く持ったエピソード(「俯瞰風景」とか「痛覚残留」とか)には意外に魅力がなく、「殺人考察」や本作のような主人公のキャラクターを前面に押し出したエピソードの方が遥かに優れているので、必然的にこうした構成を取らざるを得なかったのかと。「殺人考察」の後半を最後に持って来るという構成が全てを物語っているように思います。それにしても、この作品は、とにかく美術が凄いと思います。劇場公開作品なので、このくらい当然と思う方もおられるかも知れませんが、凄いものはやっぱり凄い。近作も、出だしの女学校の描写など、ため息が出るほどです。動画の部分はまあ、割かし普通かなと思いますが、背景美術のレベルで間違いなくワンランクアップしています。これはシリーズ全編に亘ってのことですので、出来るだけ大きな画面で観ないと、確実に損をします。 劇場版「空の境界」 忘却録音 【通常版】 [DVD] 関連情報




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