苺姫と堅物騎士の恋の手引き【イラスト付】 ~眠れる乙女の純潔~ (集英社シフォン文庫)
とても好感の持てる作品でした。ヒロインは幼いと言ってもいいくらい天真爛漫です。恋愛やそれに関する行為に興味津々ですが、尻が軽いこともなく、淫乱過ぎることもなく、むしろその純粋さが愛らしく思えます。最初は嫌がっているが少し強引にされると元々の好意から妙に淫乱になってしまうといった下品な定型ヒロインには飽き飽きしていましたので新鮮でした。他の方のレビューを見て、はあなるほどと思ったのは、頭の軽そうな口調、というご意見ですね。恐らく実際、尻が軽くなくても頭が軽いのでしょう。ただ作品がコミカルなので浮いてはいなかったかと。それに、また個人的好みで申し訳ないのですが、私は頭の軽いヒロインが好きですから。お相手の騎士に関してもヒロイン同様好印象です。童貞というのがいいエッセンスでしたね。ヒロインより優位というわけでも、リードしているというわけでもなく、対等な関係を維持していたように見受けました。どうもこういう作品には、ヒロインの上に立つ形でヒーローが設定されているものが多い気がしていますので、ふたりの様子は微笑ましかったですね。濡れ場は多めかと思いますが、作品の雰囲気が特別下世話になることもなく、シリアスになるか、と身構えたところでほどほどの笑いを含ませてくれます。ヒロインの正体が発覚してからは少々事件もあり、ずっとほのぼのという流れでもありませんので軽い読み物としては最適かと思います。ヒロインは素敵な恋がしたいという願いを持っていますし、そんな少女が幽霊として目の前に現れた童貞ヒーローの心中を慮れば、ふたりが互いを意識し合うのは当然の帰結でしょうからなぜ好きになったというツッコミも湧いてきません。第一印象がよいので後はトントン拍子というわけです。と言いますのも、時折、好意を抱くきっかけを曖昧に濁す作品がありますので……。この作品はその点、大丈夫です。ただ気になる点と言えば、最後の方に肛門性交があります。それにヒロインの意識がありません。抵抗がある方はあるし、好きな方は好きでしょう。しかし前述しました通り濡れ場が多く、そこに普通のセックスを入れても、読者が面白がらないであろうことは十分に予想できることです。マンネリ化を防ぐために、フェラチオしてみたり、異物を使用したり、公共の場で致したり、と涙ぐましい努力を重ねているのはわかっていましたので、ああここで肛門ですか、なるほどね、という印象でした。本当にほんのちょっぴりの刺激程度ですので、肛門が苦手な方もそこまで頑なになる必要はないかと思います。それに最後の最後はハッピーエンドのノーマルセックスですので、ご安心くださいとお勧めしたいところです。
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価格は良かったが、サイズはきつめ。ワンサイズ大きいのを選んでも可。
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情熱ELEMENT
一部の好事家から絶大な人気を得ている「モンスーノ」のEDです。OPも熱いですが、個人的にはこのEDの方が好きで、どちらかというとOPよりも燃えます。やかましいコーラスとスピード感、熱い歌詞、聴いていると脳汁が凄いです。ドバドバのドバ。オ ス ス メ で す !
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できるポケット docomo AQUOS PHONE sv SH-10D スマートに使いこなす基本&活用ワザ150
かみさんと二人で同じ機種、docomoショップでこの本を見つけましたが、本屋で取り扱いが無く、探していました。ネットでも在庫が無く、やっとアマゾンで見つけることができました。
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まんだら屋の良太 (文庫版) 【コミックセット】
原作は79年から10年間週刊漫画サンデー(廃刊)に連載されたといい、単行本(マンサンコミックス絶版、青林堂オンデマンド版入手可、以下「単」)は全53巻(1巻あたり原則9話)です。本商品(以下巻に何も付さない)は96年から全話文庫化を企図したものの不振につき8巻(1巻あたり16話)で打ち切られたものです。連載第127話、「単」第14巻巻頭「しるしばんてん」までが読めます。逆に第1巻では「単」にない「雪子」が連載第1話「温泉宿」の前に併録されています。81年連載ちょうど第100話目「お姐さん」のとき第10回日本漫画家協会賞優秀賞を他の4作家作品と同時に受賞(大賞該当作品はなし)。第3巻あたりまでで主要キャラが出そろい基本相関図が完成する(キャラの顔が安定するのは第4巻あたり以降)のでそれ以降は順次読む必要はありません。「単」第13〜19巻はややマンネリ感(2度読みたい話が少ない)、「単」第20巻で相関関係に一部重大な波乱が生じ持ち直します。それから先は未入手につきおもしろ度は不明ですが、「単」全巻読んだところで話に結論めいたものは「こち亀」、「サザエさん」などと同様ないと想像されます。本商品が活きのいい本作の世界をカバーしていると推定します。本作の舞台は北九州市小倉と駅前からバス1時間半の九鬼谷温泉郷です。湧出量はドバドバと草津温泉並みで、玄界灘にそそぐ紫川上流に位置します。宿も店も歓楽型から、保養型、共同湯の露天風呂、秘湯風一軒宿まで温泉に対するあらゆるニーズに対応できています(海はないが行く話はあります)。たぶんわが国一(=世界一)の温泉です。そこの柳川「御花」を思わせる老舗旅館まんだら屋の次男坊で高校3年生が主人公良太ですが、仏陀を軽く超える傑物です。だるま顔の醜男で学習意欲0、頑丈なだけが取り柄のようでいて人間につきものの生、老、病、死にともなう苦悩から完全に免れているのです。生きるとは食って、酒飲んで、クソして、眠るだけのことで要はおめ○、しゃーしいことはいらん(全話北九州弁)のです。凡人は温泉にいったとき感得できるかできないかのけだものの極意ですが、達人はただただエッエッエッで性春まっサカリなのがすごい。良太と幼馴染で同級生の「夕月」の一人娘月子(奇跡的に性処女でい続ける)とのどづき漫才(「お○こくさー」「好かーん」カバーン)を軸に男女友人・親戚、親世代(山上大ホテルの社長、土産物店主人など)、中堅社会人(旅館従業員、芸者など)、アウトロー(暴力団、香具師)、お客さんたちが基本「○頭股はち○で考え」行動し、エグイ話もあるのになぜか湯けむりに包まれたようなまったり感です。なお、定価は660円/巻、全巻で5280円(税抜き)でした。
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