海老彰子 ランキング!

海老彰子 ショパン:練習曲全集(全27曲

あまり期待せずにお試し的に注文してみました。しかし、聴き始めてすぐ、そのひたむきな情熱と信念に吸い込まれ、「さすがは世界の海老彰子!」と思いました。この歳で、名盤ポリーニを超える録音を残そうという挑戦をしたように感じます。藝大で教育者として永く従事した立場もあり、浜松国際の審査員長にもなり、下手なことはできません。そんな立場にあってエチュード全集を出すというのがどういうことか、いや、それ以上の世界的スケールで挑んだことを感じさせる「世界の海老」の記念盤の1つと言ってもいいでしょう!音大生、学習者にも、目標として参考に勧めたい1枚です。 ショパン:練習曲全集(全27曲 関連情報

海老彰子 ラヴェル ピアノ作品全集 第1巻 三善晃 監修・解説 (zen‐on piano library)

収録曲1.亡き王女のためのパヴァーヌ2.水の戯れ3.ソナチネ4.鏡ラヴェルは緻密な書法が特徴ですから、エディションによる齟齬は少ないです。かつては著作権の戦時加算(第二次世界大戦時の執行停止)のため、国内版が未出版でした。今は各社から実用的な楽譜も出ていますし、高弟ペルルミュテルの校訂版もあります。またご存知の方が多いでしょうが、IMSLPのウェブサイトでは初出のDurand社など(パブリックドメイン)が無料でダウンロード出来ます。この三善版は批評、分析にも力点を置きつつ、運指・ペダルを統合し実用を意識したエディションです。金澤希伊子さん、海老彰子さんのお二人の運指(ペダルも)はどちらかと言えば海老さんの方がやや難しいかと思います。また、作曲家の履歴については絶版本が多いので(図書館で見つかるまで)当座の参考になると思います。一方、楽曲分析については趣味のレヴェルではここでの和声の分析は難しいという見方もあるでしょう。ちょっと昔のレコードのライナーノートにも簡単な分析があります。私は和声と旋法の理解抜きにラヴェルやドビュッシー、フォーレ、サティ・・・の演奏、効果的な表現は出来ないと考えてます。ここでフランス近代和声や古典的な旋法を学ぶ機会かも知れません。たとえ雰囲気・感覚でも構わないのでここでの分析(アナリーゼ)に役立ててはいかがと思います。 ラヴェル ピアノ作品全集 第1巻 三善晃 監修・解説 (zen‐on piano library) 関連情報

海老彰子 アルド・チッコリーニ わが人生 ピアノ演奏の秘密

内容は非常に良いのですが、、、学生が直訳した様な日本語は、すぐに改善すべき。 アルド・チッコリーニ わが人生 ピアノ演奏の秘密 関連情報

海老彰子 大江光の音楽

きくまえは痛々しいだろう、七光りなんだろうな、幼稚なんだろう、政争の具にされてるんだろう、と思ってたけど、勇気を出してきいてみてよかった。音楽としてかなりレベルが高くて、技巧的ですらある。少なくともショパンの初期に匹敵する音楽性である。むろん永続性があるかどうか、後世に残るかどうかは不明だが、きいていてすごく気持ちがいいし、本当に音楽を愛してるんだろうなと思えて幸せな気分になれた。モーツァルトの初期に似ていて、音を楽しむことに没頭している感じがする。 大江光の音楽 関連情報




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