ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 PS4/PS3 両対応版 英雄の書 (Vジャンプブックス)
詳しく書いてありすぎなので2週目以降に買うことをお勧めします。 ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 PS4/PS3 両対応版 英雄の書 (Vジャンプブックス) 関連情報
Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)
断言しよう。この本には、読む意味が無い。同時に、読むべき理由が全て含まれている。全ての可能性はこの本の中にあらかじめ書き込まれているし、それと同時にすべてあらかじめ失われている。僕は思う。この本は生きる意味を示している。生きる意味は無限に存在している/生きる意味なんてものはそもそも存在しない。ーーでは自分の生きる意味はどうやって見つけたら良いのだろう?それは自分自身の中に記述されているはずだ。自分を参照し、その意味を見いだせばよい。Self-Reference.と、思わず真似をしたくなってしまうほどに衝撃を受けた作品。文学的な書き方、内容でもあり、なるほど確かに芥川賞を受賞してもおかしくないな、という印象である。物語は短編集のようになっている。それらは独立した作品として楽しめるほど、関係性はないように読める。しかし、プロローグとエピローグによってそれらは繋がれる。個別の物語が大きなストーリーを紡ぐ。確かに難解なストーリーだ。けれど、そこに込められた意味を見いだして自分で意味を見いだしていくのが楽しい。ただ、意味が見いだせなかったとしても。短編ごとにもメッセージは込められていて、単なる短編集として読んだとしてもこの本は楽しめると思う。SF的に読むもよし。個々散り散りの物語から意味を見いだすように、文学作品のように読むも良し。ユーモアあり、SFあり、純文あり。一冊で22度美味しい短編集として読むのも良し。人それぞれ、合った楽しみ方を出来る。そんな立体感を持った作品だ。 Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA) 関連情報
主人公・ソフィー・ハッターは、3人姉妹の長女。不思議な魔法の道具が普通に流通し、空には魔法使いハウルの城がやってくる、インガリー国に生まれたからには、「運だめしの旅に出て成功するのは、末っ子に決まってる」「長女はひどく失敗するだけ」とあきらめていたのですが、「荒野の魔女」に呪いをかけられておばあちゃんにされてしまった!そこで、仕方なく家を出たら・・・魔法の品々を楽しむファンタジーというよりは、確かに恋愛物語の要素が強いかもしれません。でも、ふらふら出歩いているハウルの正体や、ハウルと火の悪魔の契約の、謎解き仕立ての面もあります。ソフィーも、自分の呪いを解くために、努力しようとしています(解決の役に立ったかどうかはビミョーですが)。ハウルの徹底したひねくれ方が、魅力的でした。ハウルもソフィーも根性がヒネていて、「友達になりたくないかも」と初めの内は思ってしまうような、そういう登場人物が中心にいるお話は、リアルでおもしろい。ソフィーが「ちょうど学校を終えた」年齢で、ハウルも「20代にはなっている」という設定なので、児童書としては登場人物の年齢が高すぎ、私は「小学生だったら結末が飛躍して見えるんじゃないか?」と思いましたが、その分高校生以上の人にもOKだと思います。子供向けにしておくには惜しい!大人も読んでください!もちろん、中高生の進路を考えている方にもオススメです。 魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉 関連情報
映画とDVD両方見ましたが、DVDは大幅にカットされていてショックでした。サリマン先生との対話のシーン……個人的に、ソフィーとハウルの関係に変化のある場面だと(自分では)思っていたところだけに唖然としてしまいました。ソフィーの心と呪いの関係も、あのシーンがあってこそ明瞭になったのでは。あれじゃハウルはただ軍服のコスプレしただけじゃないですか……。場面のつなぎ方にしても、もう少しどうにかならなかったのでしょうか。たまに無性に見たくなる映画ではありますが(だから買って後悔はして……ないと思います多分)、好きなシーンがカットされまくっていたので星三つです。(改訂版とか作ってくれないでしょうかね) ハウルの動く城 [DVD] 関連情報
想像力を膨らまして脳内映像化して読むと、サクサクと読み進めていけます個性的な登場人物達に、底の見えないのぼう様の実力作中にある参考文献の引用(○○にはこう書かれて〜)は好き嫌いが分かれるところだと思いますが(個人的には嫌い)かなり読みやすい部類の作品かと舞台となった忍城は殆ど原型を残してはいませんが、近くに行った際は一度足を運ぶことをお勧めします のぼうの城 下 (小学館文庫) 関連情報