最新の雷サージ防護システム設計 (JIS使い方シリーズ)
雷サージ防護装置(serge protection device)にJISがあることをはじめてしりました。
JIS C 5381シリーズです。
建物の雷保護は、JIS A 4201だそうです。
JISの解説というよりは、JISに基づきながら、技術的な内容の解説になっている。
特に、電源は、各国によって事情が異なるため、国際規格であるIECの翻訳JISではわかりにくいところを、
実情に合わせて解説している。
雷の発生の仕組みから、アバランシブレークダウンダイオード(ABD)という概念まで紹介している。
avalancheという単語は初めて知りました。なだれのことなので、JISではできれば日本語に翻訳してもらえるとうれしかったかもしれない。
サンワサプライ パワータップ TAP-MG27FN
価格と脱落防止で購入。家庭で使用するOAタップとしては十分だと思います。コード長もいろいろあるので、使用状況にあった物を使えば見苦しくないですよ。ちなみに、長すぎて、巻いてあるコードは良くないと聞いたことが・・・。
Yazawa 雷バスタープラグ 60000Vタイプ STB60WH
落雷による被害軽減を目的とした、雷サージ吸収専用のプラグです。うたい文句どおり
の性能があるかどうか、お守り程度に考えていましたが、先日、落雷で発生したサージ電
流を受け止め、5個設置した本体は壊れたものの使命を果たしてくれました。ただし、雷
直撃には流石に無力です。確実な雷対策は「コンセントを抜く」これに限ります。PCなど
の保護には、シャットダウンまでの時間稼ぎの為に雷サージ付きUPSもよろしいかと。
Yazawa 雷バスタープラグ 15000Vタイプ STB15WH
通常の(?)落雷によるサージ電圧は3000〜6000Vらしいと電気関係者が
言ってましたので、15000Vまで吸収保護できる本製品は数値的には十分
保護能力があると言えますが、雷の落ち方や電気の流れ方、性質は千差万別
以上のパターンが存在して、それは落ちた後でないと判らないとも言われました。
なので、600円程度の本製品は“お守り”的に付けてれば少しは安心・・・
って感じの物だとのことです。
でも吸収できる範囲内のサージ電圧が発生したときは守ってくれる可能性も
高いと感じられるそうなので、PCやTV、オーディオの延長タップの空いている
差込口にそれぞれ設置しておきました。
計2000円もしない値段でわずかでも安心が買えるなら安いものです。