サザン・ナイツ
アラン・トゥーサンの代表作と目される「サザン・ナイト」の廉価リマスター盤です。年齢的、時代的に思いっきり追い風が吹いていたワーナー在籍時の作品で、バックもミーターズとくれば悪かろうはずがありません。ただし、リマスターによって音圧は上がったとは思うのですが、その分ノイズも多少耳に障るように感じてしまうのは気のせいでしょうか。しかし、これは、あまり褒められたものではない自分のコンポのせいかもしれません。ただ、やっぱりこのアルバムは昔、アナログで聞いていた時が一番良い音で鳴っていたような気がしてしまうのは、アナログ世代の懐古趣味と一笑に付されてしかるべきことなのでしょうか。それと、表題作の「サザン・ナイト」を始めとする歌詞(訳詩を読んでいるのですが)は他愛のない内容ではありますが、個人的に昔から結構好きだったりして、お勧めです。
FILM LOTUS V SOUTHERN COMFORT 2006 [DVD]
最近、「傷だらけのラブソング」を見直したんですが、
デビュー前からの歌唱力は相変わらず、いや、むしろ
増していると思います。
そんな中島美嘉ちゃんの魅力たっぷりのDVD
買って悔いのない一枚になると思います
ブルーズ・フォー・トマト
キリンジファンです。あまりにキリンジにのめり込み過ぎて、苦しくなっていた時、青山陽一を知り、聴いたら病みつきに。やはりギターがカッコよすぎる。それと詞。「伝書鳩ここへ、飛ばしてくれないか」って・・・「妻も娘も親も知る由もない」とか。月並みな感想かもしれないけど、日常の中の非日常とか、人生の刹那的な瞬間を捉えたような歌詞が心に刺さる感じ。ひとことでは言い表せない独特の、複雑な、美しい世界がそこには在るのです。古いアルバムも聴きこんでみたけど、このアルバムはとても完成度が高く、作り手も完全に自分のやりたい事をやりきっている感じがして、この世界にどっぷり浸れる安心感すら感じます。12月10日のライブ、本当に楽しみ。