日本沈没 2 (ビッグコミックス)
刻一刻と迫る「Xデー」にむけて、さまざまな人物がさまざまな思いを胸に突っ走る。
そして東京をはじめ列島各地を襲う大地震。
列島沈没を告げる首相の全国民向けの演説は、全世界に中継されていた。
玲子を迎えに小田原まで行こうとした小野寺。
そんな折り、ついに富士山が噴火する。
途中で止まることなく、一気に読めてしまう。続きがすぐに読みたくなる。
さいとう・プロの劇画もその雰囲気を盛り上げている。
日本沈没 9 (ビッグコミックス)
9巻というより8巻と10巻のつなぎ的な巻です。
この巻単独ではおそすすめできない。
内容はA計画山城教授のすすめる核を使用した日本沈没阻止作戦の
成功、失敗どちらにしろ起こる環太平洋全域への津波・沖縄の全滅を阻止する
D計画のデイバージェントテクノロジーを使っての対策とは!?
小野寺の過去やW・O・Fの正体も明らかになります。
10巻が楽しみになります。
日本沈没 15 (ビッグコミックス)
原作の日本沈没は衝撃的で、今も何度も読み直す名作。このコミックを手に取ったとき、最初は「いい始まりだ」と思った。原作をベースにしながらも現代に合わせた物語が展開されていたからだ。それが途中から迷走し始めた気がした。それでも読み続け、どう決着するのかなと思っていたところ、この最終巻。読み終えた感想は、「良かったと思う」。絵は時々荒いがそれもひとつの表現方法なのだと思えたし、物語も納得できる決着がついたように思う。SF小説であればその先まで描いて欲しかったところだが、コミックとしては余韻を残したこの終わり方、悪くないと思った。たまに通しで読み直してみようと思っている。