月イチゴルフの品格―シングルに近づく100のステップ
品格本は、いろいろのジャンルで出ているが、ゴルフでははじめて。
オールラウンドなゴルフの真髄を紹介しており、これまでの技術書とちょっと違う。
まさしくゴルフの指南書と言える書だ。
誰が読んでもおもしろく、ゴルフが上手になったような気にさせる。これが実行できるようになると◎だ。
500円で(必)上達 谷将貴 ゴルフが上手くなるツボ教えます (エンターブレインムック 500円で必上達シリーズ)
谷さんの本を結構買っています。
最初に買った2冊の本が非常に効果があったので
それ以上の内容が盛り込まれている本がないか
気になったからなのですが・・・。
この本は中級者向けで、初心者でも分かる内容です。
ただ、実際に実践するとなると、ある程度打てないと
出来ないし、効果も薄いのでは?
練習場では打てるのに、ラウンドすると時折ミスをするという
レベルの人の方がスコアアップのために活用する方が良いと思います。
100を切るか切らないかレベルの場合であれば
「3ステップゴルフレッスンDVD BOOK」
「100を切れなきゃこれを読め」
「DVD付き基礎固めシリーズ」
「練習場で上手くなるゴルフスイング」
を読んで、実践してからをお薦めします。
林哲司 ソングブック~Hit&Rare Tracks~
80年代邦楽を語る上では、絶対外せない作曲家は林哲司であろう。勿論この時代に他に敬愛する作曲家はいるが、同氏のメロディーセンスはずば抜けて優れている。メロディーの好みには個人的趣向がかなり影響してくるので、共感を得るのは中々難しいはずだが、普遍的なメロディーの美しさを良く熟知しているなというのが素直な感想であり、それが最大の武器でありこれだけの需要を獲得したのだと思う。
特に同氏の特徴は、マイナー調の比率がずば抜けて高いという事実だ。個人的にそのようなメロディーを好むからこのような文になるのかもしれないが、やはり感傷的なメロディーこそが世界に誇れる邦楽の武器だろう。
後、思うことは彼の曲は、自然と曲自体にテーマを色づけしているように思える。例えば「悲しい色やね」「パズルナイト」のようなアダルトでお洒落な雰囲気を湛えているような気がする。或いは、「サマーサスピション」「北ウイング」のような洗練された都会性などか?
それと、密接に関連していると思われる部分が80年代の彼の曲を聴くと、古さを殆ど感じない事だ。まだ全体的に古めかしい楽曲が多かった邦楽界において、彼の楽曲はいち早くデジタル楽器を取り入れていたような印象がある。そのような先見性もまた聴き所だろう。
菊池桃子の大部分のキャリアを彼がほぼ全面的に手がけたのは有名な話だ。曰く、「既存の薄っぺらい既存のアイドル歌謡を打ち壊し、さらに一段上の曲を目指していた」みたいなコメントを以前していた記憶がある。有言実行とは、正にこの事である。菊池桃子の楽曲、つまり林氏の手がけた彼女の曲は、捨て曲など一つも存在しない。アイドル界にまで、洒落たアダルト性、洗練されたアーバニズムまで持ち込むなんて。。。やはり流石だ。
とにかく、このアルバムにさえ捨て曲は全く存在しない。
名作曲家である。